【戦法】陣地防御の要『側防火器』何故突撃してはならないのか

【戦法】陣地防御の要『側防火器』何故突撃してはならないのか

#8 『側防火器』が健在している限り射線を通過できない

陣地防御は、攻撃してくる敵を陣地による阻止火力によって撃破します。

そのため、射撃陣地同士が支援できるように火網を構成します。

火器の射線を長く設定できるようにして、突入してくる敵を努めて横から撃てるようにして、射線に入った敵を確実に倒すことができるようにします。

陣地は、自分の火器で守るというよりも、両隣の陣地からの射撃により全面を守るようにします。

陣地防御の要となるのは、『側防火器』です。

機関銃が指定され、突入(突撃)してくる敵に対して、射撃を続けます。

この側防火器が健在である限り、突入部隊は、側防火器の射線を横切ればやられてしまうため、陣地へ進入できません。

今回は、その側防火器の話と防御についてお話したものです。

#6 パルチザンと夏みかん

正規軍やゲリラ活動を支援する市民をパルチザンといいます。

現在ウクライナでは、自国に残っている国民が協力して、火炎瓶を作成したり、救助活動を行っています。

国土防衛を行う兵士にとって、勇気と希望とパワーをもらうことのできる活動です。

自衛隊でも、国内でゲリラ活動を行ったり、戦闘を行う場合、パルチザンの支援を受けることになると思います。

小隊長時代の訓練には、パルチザンによる補給も状況の中にありました。

この時の話です。

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