自分の立場は、行動の仕方でいくらでも変化する

自分があまりいい立場にいないなと感じている人は、立場を悪化させた原因を自分が作っています。一寸したきっかけやボタンの掛け違いから、現実は立場が悪化していないのに、自分でドンドン立場が悪くなっていると勘違いしてしまい、やること全て上手くいかないと勝手に判断してしまったり、皆が冷たくしているのではないかと思ってしまいます。

このような状態では、自分の事をよく思っていないいのではないかと周囲の人に対していつも猜疑心を持ち、仕事や人間関係が上手くいかないといつもイライラしてしまいます。そして、変なふうに思われないようにしようとするので行動が消極的になり、次第に暗いオーラに包まれていきます。

このようになると、今まで普通に接していた人もなんかおかしいなと感じ始めてほんの少し距離をとるようになります。

周りの人が少し距離を取っていますが、いつもの状態に戻れば周りの人達も戻るような状態だけなのに、物凄い疎外感を感じてしまったり、普通の会話でいつもは笑って対応するような、ちょっとした一言に心を痛めてしまい、心に黒いもやもやが広がりいつまでもとれない感じになってしまいます。

いつも、嫌なことや悪いイメージが頭に浮かびイライラが状態になります。このような状態では、顔つきが怖くなったり、悪くなっています。

このようになった人には、普通距離を置きたくなるのが普通です。

通常、いつも上手くいくことはめったにあるものではありませんが、一寸した事にイライラしたり、ほんの少し上手くいかないだけでも許さないような精神状態になっているので、おおらかさや柔らかさがない、自分中心で棘のある言動が幅をきかせていきます。

組織や集団の中で自分勝手で協調性がない人は、敬遠され本当に多くの人が離れるようになります。ここまでなるまで数日で変化することなく、数ヵ月はかかって環境が出来上がりながら、精神状態も悪化します。

イライラして嫌なイメージがどんどん心に記録されていくという心の持ち方から、「人生こういう時もある。悪い時があれはこれから上昇が始まるもの。にこやかに柔らかい心を持って過ごそう」と毎日自分に言い聞かせて心を安定させ、イライラしそうになったら、外へ出たり、気分転換をして黒い霧が広がらないようにします。

これを頑張って1ヵ月続けてみて下さい。続けることにより、習慣になっていき、自然におおらかで柔らかい心が保てるようになります。そして、笑顔になっているか、鏡で自分の顔を点検するようにすると、怖い顔になっているのも柔らかい表情にできるようになります。

柔らかい表情とイライラしないようになると自然に周りの人が戻ってきます。無理をしない程度の仕事を仲間と組んで最後までやり切っていくと自然に立ち位置が良くなっていきます。

信頼のできる人やいつも応援してくれる最大の味方である奥様に話を聞いてもらい、心の闇を浄化してもらうと更に良い感じの立ち位置がとれるようになるでしょう。

まあ、良いこともあれば悪いこともあるし、悪いこともあれば良いこともあると思うと心も楽になります。悪いことだけが続く様な人生はありません。

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