お辞儀の仕方 呼吸を合わせる

お辞儀の仕方 呼吸を合わせる

 

日本人でお辞儀が出来ない人なんでいないと思いますが、お辞儀にも動きのポイントがあるんですよ!

仕事でお客様、友人に、家族に日常的によくお辞儀をしますよね。自然にやっていることがほとんどだと思いますが、細かく分解してみると色々と考えるべきところがあるのではないでしょうか。

 

 

一般的なお辞儀の仕方

 

お辞儀のやり方を知らない人はいないので、開設する必要はあまりないと思いますが、例えば、アルバイトなどでは、マニュアルに、

・お辞儀の角度は30度
・笑顔でお客様の方を向いて
・お客さまに聞こえる声の大きさで

と書いてあるのを良く見かけます。

1つ目の「お辞儀の角度」は、深いほど敬意や誠意を表しており、相手との関係によって変わりますが、一般的に確かに30度くらいだと思います。

2つ目の「笑顔でお客様の方を向いて」は、ムッとしていたり、怖い顔をしていたら良い気分ではないので、笑顔は大切ですし、相手の方を向いてお辞儀をするのも礼儀ですよね。ただ、意外と相手の方を向くのと同時に、相手を意識しながらお辞儀をしている人は少ないですけどね。

3つ目の「お客さまに聞こえる声の大きさで」は、挨拶は「ウスッ」や「ウィース」などより、「おはようございます」や「こんにちわ」とハッキリとした方が、気持ちがいいということですよね。ただ、仲のいい友人間だと関係によりますが。

大体この3つが、よくマニュアルで見かけるお辞儀の話なのですが、私は、更に「呼吸を合わせる」ということも重要だと考えています。

 

 

お辞儀と呼吸

 

「みなさんは、お辞儀をしているとき、どのような呼吸をしていますか?」

「普通にしているよ!」、「そんなこと気にしたこともない」という声が聞こえてきそうですが、人の動きは呼吸と連動しているので、意外と重要です。話は脱線してしまいますが、スポーツや武道、普段の所作などで自分はどのような呼吸をしているか意識しながらやると、動きが綺麗になります。おすすめです。

さて、本題の「みなさんは、お辞儀をしているとき、どのような呼吸をしていますか?」ですが、答えは、お辞儀で頭を下げるときは”息を吐き”、頭を下げて止まっているときは”息を止め”、頭を上げる時には”息を吐く”ようにしてお辞儀をします。

言われてみればそうしてますよね。ただ、呼吸を意識してお辞儀するのと無意識にお辞儀するのとでは雲泥の差があります。さらに、相手の呼吸にあらせて自分の呼吸をしていれば、相手に合わせてお辞儀ができるので相手とお辞儀のタイミングが合わなかったなどといった問題も無くすことができます。

たかがお辞儀ですが、されどお辞儀です。研究すると、いろいろテクニックがあるものですね。

この様な普段の所作について深く知りたい方は、「小笠原流礼法で強くなる日本人の身体」がオススメです。この呼吸の話も載ってます。私は、この話を友人から聞いたのですが・・・
小笠原流礼法で強くなる日本人の身体

 

参考になりましたでしょうか。

 

当記事は、別サイト「柔軟バカ」に掲載されていた記事を移転させたものです。

 

 

 

 

 

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