こんな部下を持ったら上司は幸せ-こんな部下を育成するのも上司-

こんな部下を持ったら上司は幸せ-こんな部下を育成するのも上司-

 

 

上司のイメージを超える仕事をする部下

 

上司から指示を受けて仕事をする時、次の6人のようなタイプに分かれます。

 

①先延ばしをして上司に忘れさせてしまいやらない

②自分の理解できたところをやる

③自分のやっている全ての仕事を後回しにして指示されたことのみをやる

④指示を受けた内容を少しでもよくするようにやる

⑤上司のイメージと自分のイメージを合わせてできる限り近いイメージでやる

⑥上司のイメージを超える更にいいものを作り上げることをやる

 

「上司のイメージと同じイメージの仕事をやる人⑤」と「上司のイメージ以上の事をやる人⑥」の部下を持った上司は、幸せであることは間違いありません。

それよりも上司は、「上司のイメージと同じイメージの仕事をやる人」と「上司のイメージ以上の事をやる人」のような部下を育成しなければなりません。

「上司のイメージと同じイメージの仕事をやる人」と「上司のイメージ以上の事をやる人」のレベルを持っている人は、間違いなく大切にされます。

何よりも、「上司のイメージと同じイメージの仕事をやる人」と「上司のイメージ以上の事をやる人」を目指し、努力することにより一番恩恵を受けるのは、組織や上司ではなく、努力している本人です。

 

 

アイドリングの長い組織

 

勤務をしていると、上司が方向性を示したり、指導をしてもなかなか動こうとしなかったり、どの方向へ行くかも理解できない状態で足踏みをしている組織とメンバーに出会うことがあります。

このような組織は、いつも同じことをしていて、なまぬる湯につかっていてそこから出ようとせず、やろうという意欲がありません。始まるまでの準備に時間がかかり、車でいうとアイドリングが長い組織です。

組織を動かすには、組織を動かすことのできるタイプの人を探し、リーダーにしながら、上司が彼らの動きやすい環境を作り、カバーをかけながら進めていく必要があります。組織を動かすことのできる人を探すには、二つのタイプの人間を知る必要があります。

 

 

二つのタイプの人間を知る

 

人間は、大きく区分すると「できる方策を探す人」と「できない言い訳を考える人」の二つに分けることができます。

何か新しい事をやろうとすると必ず横槍を入れ、できない理由は10個20個並びたてられるような人は、使えません。リーダーにしたり、影響を与える職務に付けると動かない組織を作っていきます。

あらゆる方策を考え、実現に向けて努力していく人は、自然に力が付きますが、しっかり人材育成をして更に成長させることにより、組織を動かす原動力となるリーダーや影響を与える職務で活躍します。

 

 

動作ではなく姿勢を直す

 

仕事のやり方をいくら指導してやらせても、その上司がいなくなればまた元に戻るか、もっと後退してしまうものです。物事に対する考え方と取り組み方を丁寧に教育したり、説得したりしていくことが、時間がかかりますが、一番の早道です。

そして、姿勢が正しくなったメンバーは、周囲へいい姿勢を普及していき、物事が進み始めていきます。

 

 

 

 

 

自衛隊最強の部隊へ-偵察・潜入・サバイバル編: 敵に察知されない、実戦に限りなく特化した見えない戦士の育成
自衛隊最強の部隊へ-偵察・潜入・サバイバル編: 敵に察知されない、実戦に限りなく特化した見えない戦士の育成

 

 

 

 

 

【kindle本が出ました】

 
 

二見龍レポート#2 コンバットメディックの照井資規、弾道と弾丸を語る
二見龍レポート#2 コンバットメディックの照井資規、弾道と弾丸を語る

 

 

 

二見龍レポート#1 ネイティブ・アメリカンの狩りの技術を伝える川口拓氏との対談
二見龍レポート#1 ネイティブ・アメリカンの狩りの技術を伝える川口拓氏との対談

 

 

 

40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術

 

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準

 

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
 人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
 読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界

 

 

オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
 日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
 オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~
オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~

 

 

マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
 本書により、マット飼育のコツを積み上げ、皆さんの目指すオオクワガタを作出して頂ければ幸いです。

 

関連記事紹介

2 Comments

  1. Pingback: 改革を進める重要なポイント-改革は不可逆なものであること- | 戦闘組織に学ぶ人材育成

  2. Pingback: 人を見る視点-自分を正しく認識できているか- | 戦闘組織に学ぶ人材育成

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です