築地の場内は、牡蠣ラーメン1200円と値段はそれなりですが、値段をはるかに超えた旨さ、新鮮さ、ボリュームとわくわく感を味わえます。鯵フライの抜群の旨さに驚き、とびっきり新鮮で厚切りの海鮮丼や10匹以上の縞エビの尻尾が天井を向いている天丼など、美味しいもの好きにはたまらない店がひしめいています。
地下鉄の築地駅を降りて階段を上ると、大通りがあり、すぐ築地の入口の交差点が見え、築地場外へ向かって歩くと、朝の六時半なのに美味しいラーメン屋や寿司屋に人が集まっています。
場外の奥まで行くと、神社があり、そこが場内の入口です。
電気で走る運搬車が走り回り、人が多く活気があり、いつの間にか心が盛り上がってきます。キョロキョロしていると電気運搬車にひかれそうになるので注意が必要です。場内の寿司屋では、外人が多く列を作って規則正しく待っています。寿司もいいのですが、場内は寿司以外が狙い目です。
築地場内の一番奥の並びに鰻と海鮮丼が抜群であると友人から聞いて、築地に通って、4回目に行ってみると、英語や中国語、アラビア文字、その他色々な国の文字でメニューが書いてあったり、料理の絵が描いてあります。一見多国籍料理店のようで、この店は何があるのかよく理解ができない感じです。
「海鮮丼おいしいよ」とマスターがぼそっと言います。お玉ですくったお茶がコーヒーカップで出てきます。マスターは、英語を喋ったり、タイ語を話したりして、外人の対応をしています。「あそこの人はイギリス人だけれど難しい英語を使うよ」などぼそっと話してくれます。
鰻重を頼むと「うちは鰻の老舗です」とマスターは外国人の話す日本語のように教えてくれます。味噌汁とお新香が出てきたので、まずお茶を一口飲んでみると、コーヒーカップに入っているのに驚くほどの旨さに驚き、味噌汁は素材の良さが光る素晴らしい出来でした。
「これは旨い」と思わず言ったら、「昆布もカツオも最高のものを思い切り使っているから美味しいでしょう。せっかく来てもらったの美味しくないといけないからね」とポンと返ってきます。
出てきた鰻重は、鰻好きの私が今まで食べてきたものの中で断トツの旨さに驚き、「凄い」というと、「築地に入る鰻の一番いい物の中から、20匹を選んでいるので物がいいのよ」とマスターが少し嬉しそうにしながら話してくれます。
ここは、是非とも味わって頂きたい店です。鰻重を食べた家内も大感激、大満足、ニコニコ顔になっています。「こんな美味しい鰻初めて」と言っています。
築地場内の店は、狭く、皆で少しずつ詰めて座ったり、街の食堂みたいな感じです。そして、リーズナブルな値段で最高級のものが食べられる不思議な空間です。
皮つきアーモンドという変わったものを試食してみると、これまたなかなかの物で、同じ店の黒イチジクもとても上品で思わず買ってしまいます。
ところてんを頼むと押し出して作ってくれる角にある店の「ところてん」は、100円ですが、初めてところてんの美味しさを知ることができるところです。行くと必ず寄ってしまいます。
築地場内の食堂は、11時を過ぎると人気店は売り切れになるので、美味しいものは、朝早起きして味わって下さい。
市場で本日の仕事が終了した人が、朝の7時に朝食とともに、瓶ビールを旨そうに飲んでいる姿も普通に見られます。
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