成長する部下や若手の共通点-仕事術ではなく正しい座標軸の必要性-

成長する部下や若手の共通点-仕事術ではなく正しい座標軸の必要性-

 

 

自分の身体の中に取り込んでみようとする姿勢

 

一緒にチームを組み、企画や業務の進め方を話し合っていると、成長したり、力を付けていくタイプか、そうでないかタイプなのか、すぐに判断できます。判断のポイントは、仕事の内容に対して表面的に軽く接し、上手いこと終わらせればいいと考えているのか、自分の中に仕事の内容を奥深く取り込み、自分の中の座標軸により方向性を見出し、よりよい方向にするためには如何にすればいいかという視点で進めていこうとしているのかです。至ってシンプルなところに分岐点があります。

座標軸に照らし合わせ、いい方向性を見出しながら、業務量については現実的な視点で可能性を詰めていくような人です。

その違いは、目にも現れます。

暗く光がなく、力のない状態やふわっとしていて視点か゛ハッキリしていない人は、仕事に対する姿勢と人生に対する姿勢ができていません。成長するタイプ人は、目が明るく光って吸い込みます。

話の内容や人との会話を頭で捉えるのと合わせて、目からも何でも吸い込もうとして一つも漏れのないように吸収しようとします。目からも吸収しようとする人は急激に伸びていきます。そのため、成長するタイプの人は目を見るとわかります。

 

 

 

会社や組織、ユーザーや地域の人を幸せにしようとする心

 

物事を判断する時、その人が持っている座標軸がとても重要となります。楽して終わらせればいいというのを座標軸として仕事に向き合うのか、「会社をより良くしよう」、「地域の人を豊かにしよう」、「ユーザーに喜んでもらおう」という座標軸で物事を考え実行しようとする人とは、結果として雲泥の差が生じます。

自分だけが良ければいいという自己中心的で狭い視野の考えは、自分勝手であり、万人に受け入れられません。そして、アウトプットである仕事の成果は、やってもやらなくてもいいようなものになってしまいます。

周りを良くしようという座標軸は、視界が広く、視点が高いところにあるので全般を良く見渡すことができます。より良くしようとする姿勢は、高いモチベーションを維持することができ、志の高い仲間と接することができます。また、本気になって打ち込むため、チャレンジを続けながら、限界を打ち破ったり、仕事や人間の幅を大きくすることができます。

 

 

 

会話に笑いが入る

 

難しい仕事でも、会話をしながら内容をすり合わせ、共通認識をもった時にこやかにしたり、会話をしながら、時々笑いが出るのは、企画が面白かったり、やることに意義のあるものです。本気モードでいいものを作り上げようとする時、引き締まった部屋の空気の中に必ず笑いがあります。

本気でやろうという意志を持っている人はいい仕事ができいい仲間を得て、貴重な経験を積んでいきます。

 

 

 

一緒にいて気持ちがいい

 

周りに感化を与えたり、彼と組むと挑戦をしながらより良くするためにどうすればいいかを考え、実現することができると感じると、人が集まります。

更に、忙しいけれど彼と一緒に頑張ると楽しく、しかも自分も成長できると思ったり、難しい課題も力を合わせていけば何とかなりそうだと感じるので人が集まります。

仕事や人生の姿勢がいい人は、どんどん成長していきます。若い時仕事ができても、仕事や人生の姿勢が悪い人は伸びがなく成長しません。

正しい座標軸と本気度と笑いを大切にして下さい。

 

 

 

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本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
 人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
 読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
 日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
 オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~
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マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
 本書により、マット飼育のコツを積み上げ、皆さんの目指すオオクワガタを作出して頂ければ幸いです。

 

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