チームは劇団一座 -皆が一人一人の役割を持つ-

チームは劇団一座 -皆が一人一人の役割を持つ-

 

 

全員でチーム

 

部隊は、組織を束ねる指揮官がいて、幹部がいて、現場で活躍する陸曹と陸士がいて、戦闘員、操縦手、補給をする者や修理をする者、食事を作る者がいて機能します。部隊は戦闘要員だけでは動きませんし、部隊長だけでも機能を発揮しません。戦闘要員を支える人間の比率が思った以上に多いのも事実です。

俺は、毎日アブラムシ(車両整備のため、車体に潜り込み油まみれになる状態)で車両を整備しているだけで、戦闘員のような華やかな訓練に参加する機会がほとんどなく、その力もないと思ったり、部隊長はいいよなー指揮していればいいんだからと日の当たらない地味な仕事をしているものは思います。

アブラムシのような仕事をしている人は、人目に触れず、黙々と仕事をこなしている毎日なので、目立つ活躍ができる人に対して、羨ましいなーとも思うでしょう。

futamiryu(著者)は、このように理解しています。部隊長は偉そうにしているが、多くの責任や困難と毎日勝負していてハヒハヒ状態でそれをみせないだけで、薄氷を割りながら日々歩いています。

毎日自分の中の自分と戦っていて、赤信号みんなで渡れば怖くない。あーもうそんな感じで無理しないで皆と和気あいあいやっちゃうか、流されてしまおうかという心とイカン、組織を強くするために頑張るんだという心が勝負しています。

でも、最後は皆を強くするという心が勝つように努力しています。こんな毎日です。

もう一つ、チームは劇団というか、一座と同じで、指揮官は、指揮官という役をこなしていて、整備員は、整備員の役をこなしているだけであり、皆平等であるということです。脇役をこなす人間がいなくなれば劇はできません。

車両を整備してくれる隊員がいるから、高い可動率で故障がなく車両が運用できます。車両が動かなければ、部隊は動きません。

一つ一つ役を果たす人がいて組織が動きます。一人一人の仕事に関心を持ち、その頑張りを評価することが大切です。

また、チームは、一人一人が努力をして成長をしながら、チームとしての力を向上させることを目指します。

個々の成長がなくチームワークを追求するとやはり成長の限界が出てしまいます。、個々の成長を目指すことは、チームを強くするポイントでもあります。

強い劇団を作って下さい。

 
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40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
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本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~
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マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
本書により、マット飼育のコツを積み上げ、皆さんの目指すオオクワガタを作出して頂ければ幸いです。

 

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