熊本地震益城町の活断層のズレの凄まじさとライフライン復旧の活躍

熊本地震益城町の活断層のズレの凄まじさとライフライン復旧の活躍

 

 

益城町の布田川断層

 

「ここが布田川断層が地面に現れている場所です」、「麦畑の麦のうね5列が横にズレているのがハッキリわかります。ここから益城町市街地方向に伸びている断層沿いが酷い被害を受けました」とHが凄まじい現場でいつものように冷静に話します。多くの思いが詰まった、熊本へこのような形で訪れることになるとは思ってもみませんでした。

4月27日にオンステーションしました。

3部勤務時代、実戦的な検閲・戦闘競技会・市街地訓練要領を作り上げた、大切な友人のひとりで益城在住のHidaka氏とグランメッセ熊本で10年振りの再会をしました。

「やっと道路が補修され通行ができるようになりました。益城町の断層沿いの地域に入ったとたんに景色は一変します」と説明を受け、「ここから断層地帯です」と言ったところから、道路の両側の建物が爆撃か砲撃を受けたように潰れています。

断層地帯から離れているところも被害はありますが、酷く潰れている地域は、断層沿いの1キロの幅の中に集中しています。

益城町断層2

布田川断層の麦畑の近くは、メイン道路から離れているため、今日あたりから応急復旧のための業者が現場の確認に来ている状態です。福岡県久留米市から応援に来た業者も断層のズレの凄まじさに唸ります。

 

 

夜になると車中泊で人が集まる駐車場

 

グランメッセ熊本は、大きな建物ですが、天井が崩れているので中は使用できませんが、広大な駐車場は、多くの車中泊される場所となっています。仮設トイレ、自衛隊による給水、物資の供給が行われています。

駐車場には、水の入ったペットボトルが置かれていて、昼間は家の片付け、夜は余震が怖いので車中泊するための場所を取っています。16日の本震と何度も襲いかかる震度5の恐怖が家の中で寝る気持ちにさせないとHが教えてくれます。

 

 

ライフライン復旧支援に頭が下がる

 

熊本市外から20キロ離れた所でも宿泊施設のほとんどが、定員を超過する満員状態です。宿泊者は、ガス・水道・建物修繕関係者のユニホームを着用し、早い人は、6時半には被災現場の復旧へホテルの準備した昼食とペットボトルのお茶を持って次々に出動していきます。帰りは完全に日が暮れた時間です。

疲労度を感じられますが、目線は高く、彼らから崇高な使命感を感じます。

ガス会社の人は、一軒一軒家を周り確認をしてガスを復旧しています。汗臭いユニフォームの人とすれ違うたびに頭が下がります。

熊本の人達は、明るく前を向いて戦っています。

 

 

 

【kindle本が出ました】

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめり込む姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
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