オオクワガタデータ飼育 -系統の重要性と楽しみ方-

オオクワガタデータ飼育 -系統の重要性と楽しみ方-

 

 

巨大オオクワガタを作出している血統

 

2016年現在、巨大オオクワガタの作出できる血統は、89ミリ台のオスを出している「能勢YG血統」、85ミリ以上のオスを出している「川西MG血統」、「久留米血統」が主流です。この3大血統が現在オオクワガタの極限の大きさを狙える血統として多くのブリーダーが累代飼育を行っています。

オオクワガタの血統は巨大オオクワガタだけでなく、美しさを追及する「美形血統」や限りなく太さを追及する「極太血統」もあります。自分の目指すオオクワガタを作出していく楽しみや魅力がオオクワガタ飼育にあります。

 

 

野外採集個体から大型血統を作出するロマン

 

天然物のオオクワガタを野外採集により自らの手で入手し、累代飼育を重ねて自分の目指すオオクワガタを作出することは、オオクワガタ愛好家のロマンといえます。

大きくなる性質を持つ天然物のオオクワガタはなかなかいません。天然物から大型を作り出すことは難しいものがありますが、難しさと運と自らの手で作り上げるところにオオクワガタ飼育の魅力があると思います。

 

 

日本各地で地元オオクワガタ愛好家と交流

 

仕事柄転勤が多く北海道を除く各地で勤務をしてきました。転勤の楽しみは、地元のオオクワガタ愛好家と採集や飼育を通じて仲良くなり、好きなオオクワガタを存分に楽しめることです。

今から15年前の南九州では、産地区分が重視されていて、○○村の△△まで表示され出所を明確にしていました。純血を重視していたからです。
産地区分の出来ていない個体は、人気がありませんでした。

当時、九州の地元オオクワガタ愛好家の入手できる有名産地のオオクワガタは、佐賀県産、福岡県産、宮崎産の九州産と能勢を中心とする関西産が中心で山梨産はあまり見ない状態でした。

私が連れてきた福島県桧枝岐産は、流通しておらず地元愛好家にとって見たことのない非常に珍しい血統として捉えられ驚きました。
地元オオクワガタ愛好家と福島県桧枝岐産と地元のオオクワガタや各人自慢の血統を交換することがこの時から始まり、多くの血統を保持するようになります。

この時から、各地へ転勤する度に地元のオオクワガタ愛好家との交流を楽しみながら、自慢のオオクワガタを交換するようになります。

 

 

目指すものがあれば血統を重視する

 

大型個体、美形固体、極太個体など、自分の目指したいオオクワガタを作出する場合、一からの出発やどんな性質を持っているかわからない(素性のわからない)オオクワガタから始めるよりも血統がしっかりしているオオクワガタから始めるのが近道です。
一番の楽しみは、自分で血統を最初から作り出すことですが、完成された素晴らしい血統を飼育することもオオクワガタ飼育の楽しみがあります。

血統を知るとオオクワガタ飼育がより深まり醍醐味が増します。

血統を入手したい場合、良い血統を信頼できるショップ・オオクワガタ愛好家から自分の目で実物を見て入手することが大切です。
顎の開きの悪いものや片方の顎が上手く開かなかったり、ディンプルがあったり、胴体が長くバランスが悪いなど、劣性遺伝が血統に入ると元に戻すのはかなりの手間と年数が必要となるからです。

 

 

【kindle本が発刊されました】

 

 

天然オオクワガタを求めて-山梨県韮崎一帯オオクワガタ採集記-
天然オオクワガタを求めて-山梨県韮崎一帯オオクワガタ採集記-

 

かつてのオオクワガタ有名産地、山梨県韮崎一帯で天然のオオクワガタを求めた採集記が完成しました。本書は、「1年を通じた採集記」、「採集幼虫のその後」、そして、「20年前同じ場所で体験した採集記録(加筆)」の3部で構成されています。

 

 

 
≪次のブログも参考にしてお楽しみ下さい≫
 
オオクワガタマット飼育 -1令、2令幼虫のマット飼育-
 
「オオクワガタデータ飼育」のkindle本が出ました -マット飼育の世界-
 
オオクワガタを通常よりも1㎜から2㎜大型にする新聞紙を使った飼育方法
 
最高に沢山怒られた日 オオクワガタ脱走事件
 

 

 

 

【kindle本が出ました】

 

二見龍レポート#1 ネイティブ・アメリカンの狩りの技術を伝える川口拓氏との対談
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40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術

 

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準

 

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界

 

 

オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~
オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~

 

 

マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
本書により、マット飼育のコツを積み上げ、皆さんの目指すオオクワガタを作出して頂ければ幸いです。

 

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1 Comments

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