クワガタ、カブトムシ採集を親子で楽しむ-クワガタ・カブトムシの発生時期を知る-

クワガタ、カブトムシ採集を親子で楽しむ-クワガタ・カブトムシの発生時期を知る-

 

 

カブトムシやクワガタは発生時期をずらして共存

 

一年で一番クワガタとカブトムシが多く出る時期は、海の日前後です。ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、アカアシクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタなど多くの種類のクワガタが採集できる絶好の時期といえます。
季節も夏本番で、まさしく夏休みの昆虫採集を楽しめます。

同じポイントで採集を続けたり、観察をしていると6月下旬頃の採集開始時期から9月の採集終了時期までにクワガタやカブトムシの発生時期がうまい具合にズレて競合しないようになっているのことがわかります。
樹液の場所が他のクワガタやカブトムシと奪い合いにならないようにしながら、種を保存しています。上手に発生時期をズラしながら樹液の出る木を多くの昆虫が使用して生きているのがわかります。

この観察だけをまとめると夏休みのなかなかよくできた自由研究になります。

 

 

それぞれの場所毎の特性を知る

 

一例ですが、同じポイントで採集を続けていると、7月の上旬は、ミヤマクワガタのメスが多くミヤマクワガタは顎の小さいオスで大顎のオスは姿を表さなかったり、7月中旬になるとミヤマクワガタのオスの大型が出てくるのとカブトムシが出てくるというようにクワガタの種類毎に発生時期がズレているのがわかります。

コクワガタは、ほぼ全期間発生する特徴がありますが、時期が早い時は小型が多く、アカアシクワガタは、比較的発生時期が遅く9月になってもお目にかかれたりします。
是非皆さんの地域の特性を採集を通じ解明してみるのも楽しいと思います。

また、500メートルから1000メートル離れた採集ポイントでは、卵から成虫になるまで育つ場所(発生源)が変わるせいか、カブトムシが先行したり、ノコギリクワガタが多いというように場所によっても発生時期や種類の出方が違うのがわかります。

 

 

ポイントは昼間偵察して確認する

 

樹液採集や灯下採集でも昼間の間、偵察して場所の確認とムカデなどの毒虫やスズメバチがいないかどうか、子供が安全にポイントへ行ける経路があるかどうか、車の駐車場所をどこにするか確認しておくことが大切です。
転んだ時の怪我防止と毒虫対処のため、手の平の部分が皮になつている手袋をしていると通常はやってはいけませんが、緊急時ススメバチも手で潰すことができます。

昼間の樹液の場所の確認では、カナブンやカブトムシが運が良ければ採集できます。昼間いるポイントは、夜になると虫の社交場所となり多くの種類の昆虫が集まるところになります。こんなポイントを10ヶ所程度見つけておくと毎年楽しい採集ができます。

 

 

いつまでも採集を楽しめるポイントの保全

 

メスは、卵を10個から30個程度は産み、子供が来年又は再来年成虫となって出てきます。卵を産ませて観察をする場合、メスは1匹か2匹程度に持って帰れば、十分観察記録を作れるほど産卵し幼虫が採れます。

樹液採集や灯下採集で採れたメスは、ほぼ交尾をしていますから、観察記録に必要な分だけ家に連れて帰り、あとは来年以降の楽しみとして逃がしてあげると、ポイントが保全され、ずーと採集ができます。

メスは逃がしてあげてください。また、飼える分だけクワガタやカブトムシを持って帰ることを子供さんに教えることも、大切なことだと思います。

ミヤマクワガタ、アカアシクワガタ、ヒメオオクワガタは、飼育が難しいため観察に適しません。マットに卵を産み育てやすいノコギリクワガタやヒラタクワガタは飼育観察しやすいクワガタです。
コクワガタは、朽木に産卵するので産卵には朽木が必要となります。

カブトムシは、腐葉土で育つので観察しやすいですが、カブトムシ独特の匂いがするので奥様に嫌われないように工夫することが大切です。

カブトムシとクワガタ採集は、夏休みの素晴らしい思い出としていつまでも残り、引き継がれていくと思います。

 

 

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