最近、身体にいいと玄米を食べるようになった人が多いようです。コメを食べるなら、白米だよと言う人がいますが、どちらもお米の美味しさを味わえるのではないかと思います。私も玄米を食べ始めて10年がいつの間にか経ってしまいました。食事と運動は身体に対する貯金といわれるので、両者のバランスを考え、身体が錆びないように貯金するように心がけてきました。
玄米を食べるきっかけとなったのは、連隊勤務をしている時、63歳の日本拳法の達人がいて、よく教えに来て頂いていました。格闘技術とともに、いつも気になっていたのは63歳なのにバイタリティーと身体の若々しさでした。お酒は1合も飲んだら結構酔う人でしたが、筋肉が柔らかく、身体の軸から力が出ている感じです。
格闘家なので当たり前と言えばそうですが、この年齢になっても、老いない身体に興味を持ちました。
格闘技の練習の後、夕食会を皆でいつものようにしている時、「若々しい体を維持するために何かしているのですか?」と尋ねると、「目標を遠くにおいてそれを目指しているからでしょうか」と返ってきて、この話で10分間以上盛り上がった後、「身体的にはどうなんですか?」と更に問うと、「どうなんでしょうか。玄米を食べているからでしょうか」と喋り始めたら、どんどん話が出てきました。
「毎食玄米をもう何10年も食べています。玄米は思ったより、美味しいんですよ。栄養があるのと、農薬をあまり使っていない丁寧に作った玄米と普通の玄米とでは味が全く違うのと、農薬の害もないので良い玄米を選ぶようにすることが大切です」、「先ず年を取ると胃腸が弱くなりますが、玄米を食べていると、なりません」と聞いて私も玄米を始めることになってしまいました。
玄米を4合炊いて、ラップでお茶碗軽く1杯分を包みます。16個~18個ができ冷凍にします。
これを毎食レンジで解凍して、納豆をかけて海苔でくるんで食べます。お米の味を十分に楽しめ、飽きがきません。これに、毎食豆腐1パック、牛乳1杯、野菜ジュース1杯、ヨーグルトを1/2カップが1食分で、あとは必要なサプリメントを摂ります。
太らないのと胃腸が維持され、健康診断の血液検査では、看護師さんから、「作ったような数値ですね」と言われます。食べ過ぎないので、胃が小さくなった感じです。
毎食だと食事に楽しみがないと思われますが、食事会や宴会で語り合うのが好きなので、その時は美味しい酒と食事が食べれる店を探して楽しむようにしていると、玄米の素朴な味の良さと美味しい物の味が引き立つという両者のいいところが出て続けられます。
ケミカルのように即効性はないので、目に見えてこうですとは言い表わしにくいものですが、軽い運動も続けているせいか、腹はあまり出ないのと身体全体が連動していた若い時の感覚が戻ってきたのはハッキリ自覚できます。血液の状態は良好です。
最初足を広げて座ると後ろに倒れていましたが、今は、股割をしてなんとか頭が付くようにしたいと考えています。
股関節と肩甲骨の錆びは急速に身体の老化を進めるので改善を図っているところです。玄米はそんな意思を持ってやろうとする手助けもしてくれます。
玄米は、結構お米の味を感じれて美味しいですよ。いい玄米を選んで下さい。
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