若い時は一緒にいるだけで、手を繋いでいるだけで、輝いた「ときめき」を感じた夫婦も、子供の受験が始まる頃になると、「ときめき」感が薄れていき、夫婦は、次第に人生を共にする大切な友人へ変化していきます。あの「ときめき感」を取り戻す方法はないでしょうか。
最近は、誕生日、クリスマス、ハロウィンから恵方巻まで多くのイベントがあります。また、イベントも商戦が絡み、あの手この手でいろいろな機会を作り楽しむ感じです。
確かにイベントは人が集まりワイワイ楽しいものですが、夫婦の「ときめき感」を感じる時間はあるのかというと、難しいと思います。
子供の成長とともに、生活に無理のない程度でリーゾナブルに楽しめることが重要な要素になってきます。
高価で贅沢なイベントでは、リーゾナブル感に欠け、楽しくても夫婦の「ときめき」感は薄れます。
日ごろ家庭を預かっている奥様は、高価なものを欲しいと言いますが、実行動になるとリーゾナブルな楽しみを求めます。
「ときめき感」を感じるものは、あまり高くなく、夫婦で楽しみにできる内容に変わっていくからです。
キーワードは、「季節の楽しみ」です。
毎年、初夏に夫婦で楽しみにしていることがあります。
フレッシュなトマトを3個以上使い、味付けはドレッシングとバジルのシンプルなものですが、これがとても美味で、1週間前から予約をしないと入れないお店があります。
家内が友人に紹介されてその美味しさに感動し、二人で食べたいということになり、夫婦で行くようになりました。
5月になるとトマトのスパゲティーをいつ食べに行くか、予約をそろそろ入れないと、今年のトマトの出来はどうかななど、会話が弾みます。
お店は、家から1時間半の場所にあり、ドライブにもってこいの距離です。自然豊かな街並みを見ながら、「もうそろそろ右ね」と、二人で会話を楽しんでいると到着です。
このお店は、できたてのフレッシュなコーヒーをお替り自由で楽しめます。ゆったりくつろぎながら、料理が出てくるのを二人で待ち、真っ赤なトマト満載のスパゲティーが出てくると二人で感動します。
大きなイベントではなく、贅沢なイベントでもありませんが、ドライブと食事という普通の行動の中、二人の会話が弾み「ときめき感」を感じる時間になります。
毎年2月に東京ドームで開催される「世界のラン展」も夫婦の楽しみの一つです。
世界各地のランを見ながら、二人でコメントをしながらゆったり時間を過ごし、帰るまでに格安で販売されているランを見ながら、どれを家に連れて行こうか二人で話し合います。
毎年、2月は世界のラン展、6月はトマトスパゲティー、自然の恵みの多い秋は蓼科高原など、夫婦の季節の楽しみを設定しています。
それぞれの季節で夫婦の楽しみを作り、「ときめき感」を是非楽しんでみて下さい。
【kindle本がでました】
本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。
そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
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