オオクワガタ能勢YG大型血統の成虫・幼虫のマット飼育

オオクワガタ能勢YG大型血統の成虫・幼虫のマット飼育

 

 

能勢YG血統♂84㎜、♀54㎜の成虫と幼虫のプレゼント

 

「今日、能勢YG血統の♂87㎜と♀56㎜から生まれた幼虫が4匹来るよ」と息子が言い、オオクワガタではサラブレッドの血統がどうして?と驚いていると、「あとね、これも能勢YG血統だけど、♂84㎜、♀54㎜の成虫もそのうちに来るから、クリスマスプレゼント」と言って、居間から自分の部屋へ行ってしまいました。

思いもよらない、息子達からのプレゼントです。

すぐに自分の部屋に行ってしまったのは、照れ隠しかもしれません。
今の系統での大きさの追及は、そろそろ限界がきているのではないかと感じているところでした。
そして、少し刺激が無くなり、情熱が無くなってきたのを、息子たちは、察知していたようです。
食事をしながら、息子たちが「このオオクワもマットでやるんだよね」と聞くので、当然だと答えると、最先端の飼育技術で作り上げた系統、大型のオオクワガタを効率の低いマットで飼育するのは、傍から見ると凄い非効率なことをやると思われるねと笑います。

まあ、そうかもしれません。
しかし、今は、やってみたいという気持ちが強く、モチベーションが高まっています。
息子が、「なかなかいい成虫でしょ」と言います。
ディンプルや羽に皺などが全くなく、とても綺麗な個体でした。
綺麗な個体は、まだ伸びていく可能性を秘めている個体です。

「メスも獰猛そうで、顎も太いでしょ」、息子の言う通り、幼稚園へ上がる前からオオクワガタ採集へ連れて行ったり、飼育を一緒にしたりしていたので、目利きは〇です。

 

 

幼虫を見て思う事

 

2令幼虫が4頭プリンカップに入って送られてきました。
早速、マット飼育開始です。

「あれ、こんなに長かったかな」
幼虫を見た時の印象です。このところ顎が太く、がっしりした体形を好んで作ってきたせいか、いつも飼育している幼虫は、ずんぐりむっくり型が多かったからです。

能勢YG血統の幼虫は、お尻が1節か、1.5節分長い感じがします。
これがこの血統の特徴であると一番印象に残ったところです。

3令になるとどのような形を見せてくれるか、今から楽しみになります。

 

 

感激の成虫

 

オオクワガタ♂84㎜ピカピカの新成虫を容器から出してみた時、2000年頃、なかなか75㎜を出せない時に、ブリーダー仲間から80㎜を見せてもらった時の驚きと感激を今回も味わうことができました。
ブリーダー仲間が、「まず大きさです。大きさは、形を凌駕するほど魅力があります。80㎜の大きさの魅力は凄いです」という言葉を思い出しました。

♀は、このような血統が自然界にいても、すぐに淘汰されてしまうと感じるほど、厚みがあり、木のうろに入るのには太すぎる身体です。
♀も大きさの魅力が十分あり、光沢の良さ、身体の綺麗さから見ていて飽きません。

 

 

楽しみながら自己記録更新を目指す

 

菌糸ビン飼育からマット飼育に慣れるまで最低1年かかります。
順調に飼育が進めば、2年後の成虫から大型が出ると思います。

能勢YG血統の飼育を楽しみながら、記録更新を狙うとともに、飼育記録をブログで紹介していきたいと思います。

息子たちのプレゼントに感謝です。

 

 

 

【次のブログも参考にお楽しみ下さい】

 
オオクワガタ飼育、マット飼育で安価に多くの大型個体を累代飼育
 
オオクワガタデータ飼育-エサ換えのタイミングと交換の仕方
 
オオクワガタから学ぶ夫婦観
 
巨大オオクワガタデータ飼育 -マット飼育で78ミリのオスを出す-
 

 
 

【kindle本が発刊されました】

 

 

天然オオクワガタを求めて-山梨県韮崎一帯オオクワガタ採集記-
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かつてのオオクワガタ有名産地、山梨県韮崎一帯で天然のオオクワガタを求めた採集記が完成しました。本書は、「1年を通じた採集記」、「採集幼虫のその後」、そして、「20年前同じ場所で体験した採集記録(加筆)」の3部で構成されています。

 

 

 

 

【kindle本が出ました】

 

二見龍レポート#1 ネイティブ・アメリカンの狩りの技術を伝える川口拓氏との対談
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40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
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本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界

 

 

オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~
オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~

 

 

マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
本書により、マット飼育のコツを積み上げ、皆さんの目指すオオクワガタを作出して頂ければ幸いです。

 

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6 Comments

  1. 匿名希望

    こちらにもコメント失礼します。能勢YGへの挑戦とは、楽しみです。

    ちょっと趣旨がずれますが、メスの早期羽化のことはご存知でしょうか? 具体的な方法は、2本目投入後あたりから28~30℃ほどの高温に加温してさらし、年内12月か翌年1月~2月にかけて羽化させるという方法です。羽化後も高温にさらし、はやければ3ヶ月~4ヶ月ぐらいで産卵可能となるようです。

    能勢YGでは、メスを早期羽化させ産卵させた幼虫から、超大型の成虫が出やすいという事があるそうです。理由は諸説ありますが、メスの卵が半年~1年寝かせるよりも、フレッシュだからとからしいです。

    早期羽化させると、翌年にブリードできるので飼育サイクルが速まるというのもメリットかと思います。通常飼育群と、早期飼育群を組み合わせればサイクルがさらに早まることとなりますので、飼育の面白さが出るかもしれません。(そのぶんかなり忙しくなると思いますが、。) 

    しかし、マット飼育において早期羽化が適切なのかはわかりません。菌糸飼育は超高栄養下だから1本目で幼虫が十分なサイズ成長できると思いますが、マットはゆっくりじわじわと成長させるので、2本目から加温したらあまり大型にならずに羽化してしまうかもしれませんね。

    ただ、早期羽化のメスはそれほど大型ではなくても、それからとれた幼虫は超大型になりやすいそうですので、早期羽化群はサイズを求めないで、「次世代へ大型狙うためのブリード用」的な感じとして扱うのはいいかもしれません。

    自分も2018年の飼育をどうしようか迷っています。オオクワは種親メスが死亡したので他になにかあればなと思ってますが、目ぼしいのはなかなかない感じで。 マット飼育は継続するとして、マット飼育で何かおもしろいことができないかと模索はしていますが。

    1. futamiryu

      コメントありがとうございます。

      早期羽化について、気になっていたところに情報提供ありがたいです。

      能勢YGの特性を掴んだら、温度管理に踏み込んでみようと思っています。
      2年~3年後には、飼育態勢を整え、大型を追及していくのも面白いなと考えています。

      また、ブログでも紹介する予定ですが、各種能勢YG血統を息子達からプレゼントされたので、血統整理を始める予定です。
      新たなチャレンジの準備をしているところです。

      種親の寿命を機会に、血統の入れ替えも、面白いかもしれませんね。
      モチベーションの上がるものが見つかることを祈念致します。

  2. 匿名希望

    早期羽化ですが、能勢YGは他産地にくらべてやりやすいそうです。簡単に言うと、能勢YGの成長特性が早期羽化と合ってるらしいです。例えば、久留米や川西なんかだと、ちょっと感じが違うらしいです。久留米だと30℃ぐらいにしないと羽化しないという話もあります。能勢YGは久留米より若干低くても大丈夫みたいらしいですが。

    早期羽化やるならやはり能勢YGが適合種かな、と。

    早期羽化をやる場合、無駄に最大サイズを狙うよりも、早期羽化でちょっと小さく羽化させ、翌年のブリードで使うという感じの扱いがよいみたいです。ビー○ワに書いてありましたが、能勢YGの通常飼育メス54.5ミリ(×オス86.6ミリ)と早期羽化メス51.5ミリ(×オス85.1ミリ)からとれた幼虫を比較した場合、早期羽化の方が幼虫体重・成虫最大サイズともに勝っていました。オス86ミリ弱が出ていました。

    という事は、早期羽化メスはサイズをシビアに狙わなくてよいということになりますね。メスは、最大サイズよりも、新鮮さが重要ということかもしれません? 記事では「1年寝かせたメスよりも、若いほうがパワーがある」という事らしいですが。もちろん、早期羽化させるメスをはじめのうちから選別しておくというのも重要かと思います。

    早期羽化は2本羽化なので、手間もコストも時間も節約できて、かつ最大サイズが望めるという、メリットが多い方法だと思います。

    オスは、2年ぐらいたっても種親として大丈夫のようです。 優良な種オスは長生きさせてとっておき、翌年の早期羽化メスとペアリングさせることでサイクルがどんどん加速しますね。

    上記の情報は、菌糸飼育においてのことですので、マット飼育でそのまま適用できるかは謎です。マット飼育でも早期羽化法が十分通用するということであれば、また飼育が面白くなりそうですね。

    1. futamiryu

      大変興味深いコメントありがとうございます。

      能勢YGは、優れた血統であることがよくわかります。
      近い将来、チャレンジする具体的な内容がわかり、楽しみが増えました。

      能勢YG飼育については、飼育記としてまとめられるように、準備しています。
      一つ一つ解明しながら、マット飼育の扉を開いていく記録にしようと思います。

      モチベーションの上がる内容に感謝致します。

  3. 匿名希望

    メスの最大サイズを求めないのであれば、メスはほとんど早期羽化にしてもいいのではという考えもあるようです。通常飼育でシビアにサイズを追求しても、サイズを少し犠牲にした若くてパワーがある早期メスの子供のほうが大型になるとすれば、通常メスは無駄にコストと手間と時間がかかるだけで、あまり意味はないのかも?しれません。実際に、メスはほぼ早期させるという飼育者もいるようです。メスの最大記録を狙うということであれば、通常飼育にも意味はあると思います。

    ただ、早期羽化率が100%成功するとも限らないし、通常飼育にもそれなりの意味があると思うので、何がよいのかわからないところです。マット飼育となれば未知なので、通常飼育のほうがふつうに結果がいいかもしれませんしね。

    なので、これまでどおり通常飼育群でオスメスともにサイズを追求し、いけそうであれば早期群メスもセッティングして翌年大型狙いのブリードために準備する、という2本立てがいいかもですね。

    能勢YGの挑戦、今後の展開を楽しみにしております。

    1. futamiryu

      今後、菌糸ビンからマット飼育へ移行すること、マット飼育で小型が出るところから通常の大きさが出るようにすることを進めていきます。

      温度管理はその後になると思います。
      多分、軌道に乗ればすぐに早期羽化へチャレンジしたいと考えていきます。

      かなりの能勢YGの血統が集まったので、来年は多数の幼虫を飼育することになります。

      飼育のポイントや要領をまとめ、kindle本にできれば面白いなと考えています。

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