改革を進める重要なポイント-改革は不可逆なものであること-

改革を進める重要なポイント-改革は不可逆なものであること-

 

 

部下は風が通り過ぎるのを待つべきだと考える

 

 仕事のしやすい環境を作る上司が配置されるか、細かいことにこだわる上司が来るのか、怒鳴りつける上司の下で仕事をするかは、人事異動によって決まってしまうものです。部下の立場は受動的であり、チャンスになったり、苦しいものにもなります。

職場の状況、上司によって大きく変わります。
 
人事異動は組織が決定し、自分でどうこうできるものではありません。 部下は、どのようなタイプの上司がきたとしても、与えられた環境で頑張るしかないのが現実です。

 

 

今まで評価されていたことが評価されなくなる危険性

 

 積極的な上司の下で、活発に動き活躍していても、人事異動で決められたことだけを行う上司に代わると、活躍していた部下の評価が変わります。

勝手に動いていると見られるからです。
 
何代も上司に使えてきた部下は、自然にどのようなタイプの上司がきても、上手く対応のできるような仕事のやり方が身に付きます。

 バランスよく、漏れなく行う仕事の要領です。

 しかし、安定した仕事を可能にする、この仕事の要領が、改革を妨げるブレーキになります。

 

 

最小限の修正で対応する

 

 人事異動で2~3年で交代する上司が、新たな方向へ進むので、今までの安定した仕事のやり方を変えて新たな要領にしようと言っても、長年経験してきた部下は、今までの安定した仕事の要領から離れようとはしません。

 右がいいと考えている上司の下で、仕事のやり方を大きく右へ変えると、左がいいと考える上司に交代した場合、今度は振り子を元に戻し、さらに左の方向へ変えなければならず、上司が交代する度に振り回されます。

 このため、数年で上司が変わるのなら、大きく変えず、怒られない範囲で対応しながら従来の要領で仕事をしようと考えます。
 
 

 

部下は、新たな環境が付加逆なものか慎重に対応する

 

 部下が大きく動き出すためには、少なくとも数年程度仕事の方向が変わらず、上司が交代しても揺れ戻しが無く、継続した環境が確保されることが重要となります。

 会社が進める改革・改善の動きが、風向きの変わるような一時吹く風ではなく、後戻りしない不可逆なものなのか、部下は慎重に見極めようとします。

 改革・改善の方向に少しでも、不安定さや不透明感があった場合、部下は方向性を見極められるまで見守ります。

 

 

「やり切る」

 

改革・改善の方向性は、明確でわかりやすく、最後までやり切ることを示すことが重要になります。

 改革・改善が不可逆なものであると確信できた部下は、改革・改善の方向へ気持ちよく舵を切っていきます。

どんな上司がきても大丈夫なように構えたり、守ったりしながら、やけどをしないように仕事をしていた状態から、解き放たれて進でいくことができます。

 

 

 

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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

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