錆びた身体に一喝、肩甲骨剥がし

錆びた身体に一喝、肩甲骨剥がし

 

 

若々しい身体の維持

 

63歳とは考えられないパワーとみなぎる気力の持ち主を見て玄米を食べ始めたり、身体の錆を取ると聞いて毎日サプリメント剤も4種類飲み、月に70㎞~100㎞走り、ふくらはぎの筋肉の低下を防止する運動やロングブレスを毎日続けています。肩甲骨の重要性と肩甲骨剥がしを経験してから身体を錆びにくくしたり、日々無理なく続けられるストレッチへの関心が一段と高まりました。

若い時の感覚に戻ったのを感じたのは、肩甲骨を剥がされ、身体全体が連動するようになり身体が上手く使えるようになったことと、2年間続けているロングブレスです。

今は、股関節と肩甲骨を錆びさせないようにすることと、身体を動かす時、足、腰、背中、肩が動きに合わせて連動させることを意識しています。

 

50肩や40肩は、何故なるのかについて若い時は考えたこともありませんでしたが、その年齢に近ずくと肩甲骨が動かなくなり肩が固まってしまうことが原因であるのがわかりました。ある時、突然その瞬間が訪れました。

 

 

左右の肩に激痛が走る

 

宇都宮で勤務をしている時、車の後部座席に乗っていると、突如、微風のクーラーの風が肩に当たるだけで、激痛が走り、特に右の肩はほんの僅かなクーラーの風で肩を手で抑えないと我慢できない状態になりました。肩の奥が痛いという感覚です。

受診すると、左腰が悪いと言われました。右肩が痛いと訴えても、背中はクロスで左の腰と右の肩が連動していると言われ、左腰が治らなければ肩の痛みが取れないと説明を受けましたが、そうかなという不満が残ります。

 

 

肩の奥と肩甲骨の裏の痛み

 

電極を腰にあてて、電気を流すと剣山で刺されているような激痛が走り、もがいていると一番弱い状態なので痛みがなくなるまで続けましょうと言われ、患部が腰だということをこの時納得しました。

先生から肩甲骨を回す運動もして下さいと言われ、肩甲骨を回す運動を続けながら、3か月通院してやっと肩の激痛から解放されます。

しかし、まだ肩の奥と肩甲骨の裏の痛みが残っていて、息子達と身体の使い方について話している時、肩甲骨が動かないのは致命的だという話になり、腕立て伏せをしても、肩甲骨が動かないというか背中が平らで腕だけでやっている状態なのを指摘され、肩甲骨が動いていないことを知ります。

息子達が腕立て伏せをやると肩甲骨が健康的によく動きます。手を後ろに回して自分の肩甲骨を持とうとしても肩が硬くて肩甲骨まで手が回らず、回ったとしても肩甲骨が出ていないので掴めない状態です。自分でも少し驚いてしまう状態です。

 

 

肩甲骨を剥がされる

 

肩甲骨の間に指を入れようとしても、人差し指と中指とも第一関節の3分の1も入らない状態を見て、息子が肩甲骨を剥がそうと言い、マッサージをしてから指を肩甲骨の間に入れてベリベリと亀の甲羅を剥がすように背中にくっついてしまった肩甲骨を剥がしました。

剥がされた瞬間、肩が剥がされてとれたのかという感覚で息子に肩甲骨を身体から取られてしまったという感じです。

肩甲骨剥がしの後、指が第一関節よりももっと入るようになり、少し可動域が広がったのを感じました。

その後、肩甲骨を開いて閉じる運動と胸骨を動かす運動を習い、毎日しているうちに、1年後背中の方で拝み手ができるようになり、肩甲骨を手を使わないで動かせるように徐々に可動域が広がります。

 

 

次は股関節の錆び取り

 

息子達は、肩甲骨の動きと背中と腰を連動できるように身体を使うと柔らかい動きになると言い、肩甲骨と背中は連動するようになりましたが、腰とは連動しないと言うと、股割をやるべきだということになりました。

若い時から、身体が硬い方なので最初は足を90度も開けず、開こうとすると後ろへ倒れているところから始まり、毎日家族で股割をするようになると、固まっていた腰の骨が少しずつ動くようになってきます。そして、腰と背中がほんの少し連動するのを感じれるようになります。今は股割で床に頭が付くようになることを目標に毎日少しずつやっています。

この頃になると走っても膝、腰、背中、肩甲骨全体で走る時の衝撃を吸収できるので、膝だけで走って膝が痛くなるというようなことがなくなってきました。

若々しい身体を維持する大変さよりも、若い時の感覚を取り戻す喜びの方が大きいので続いているのではないかと思います。

 

更に、ロングブレスにより、少しずつ体が変化し、横隔膜が若い時のように上下に大きく動かせるようになり、両脇の腹筋が付き、腹の付近のインナーマッスルも付いてきました。

ズボンのベルトを締める時、腹が出ておかしいなと感じていたものが、スカッとベルトを締めることができ、ズボンをピシッとはける若い時の状態に戻りました。若さを感じた時の嬉しさはいいもんです。

 

最近気がついたことは、若い時に合氣道をやっていたメンバーは、年齢を重ねた50歳を過ぎても身体を上手く使うことが身に付いているため、力が強く、連動する可動域の広い身体を維持できているのを感じます。

上手く身体を使うということがとても重要であることがわかります。 若い時から連動する体を維持することをお勧めします。

 

 

 

 

 

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