目標を越える成長や成果を得る方法

目標を越える成長や成果を得る方法

 

 

目標を設定すること良さと限界

 

目標を設定して物事を進めることは、努力すべき方向や、やらなければならないことが明確になるためとても効果的です。通常、組織や個人の成績を上げるため、目標設定やノルマを設定します。目標を設定した場合、能力に比して低い目標を設定しない限り、目標の100%達成はなかなかできません。通常、目標の80%までいけば、よく努力した、よく頑張ったと評価されます。

「誰が強いのか、ます。何をすれば強くなれるのか」を第40普通科連隊で考えている時、目標の80%ではなく、目標と考えているレベルを楽々越えるような成果を上げる方法がないか探していました。

 

 

目標達成のため抑えられる部分

 

目標を分析すると、構成する要素は1つだけではなく、通常、複数以上の要素からできています。ある目標を分析した時、10個の要素から構成されている場合を考えてみます。

あなたが、10個の要素をレベル3からレベル5にすることを目標として設定した場合、各要素を5レベルにするように努力するでしょう。A、B、C、I、Jの5つの要素がなかなかレベル4にならないと、A、B、C、I、Jに努力を集中させ4にしようとします。なかなかレベルの上がらないものを目標値までもっていくために、時間と労力を使い全部の要素がレベル5になることを目指しますが、A、B、Cがレベル4で終わってしまえば、目標達成は70%になります。

 

早くレベル5を越えてしまったD、E、Fの要素は、A、B、C、I、Jの要素のレベル上げのために、そのままになっています。D、E、Fに同じ努力を継続したら、レベル7や8になるのがわかっていても、全体を目標とするレベル5にするために、D、E、Fへ努力を指向することを考えませんし、選択しません。

ここに何か突破口があると考えました。

 

 

どこまでいけるのか -追求する考え方-

 

目標を10個の構成要素を全て横一線にレベル5にする考え方ではなく、進む要素はどんどん進め、進まない要素は、進まない原因を分析し、次の段階で能力を向上させるように考えました。この方法は、10個の要素のレベルがバラバラに伸びていく状態になります。強いところが強化されていく方法です。やってみるとそれだけではありませんでした。

 

訓練後の評価分析により、なかなか進まない構成要素は、基礎体力が不足していたり、成長に時間が必要であったり、何個かの要素を組み立てるとレベルが上がったり、他のレベルが上がると自然に向上していくことを理解しました。

なかなか進まない構成要素の特性が把握できると、現段階での努力の傾注度合いもわかり、進んでいく部分へ努力を継続できます。

どこまで進むかを追求する方法は、進み方は一線ではなく、でこぼこですが、伸びるところはとことん伸びていくため、予想していた以上に進みます。

また、進んだ要素同士が融合し、更に自信がプラスされて予想を超えたレベルまで成長していきます。

この成長に引っ張られて進まない部分の底上げが自動的になされてしまうことを経験しました。

 

追求する方法は、ブレーキをかけずに進めていくやり方であり、自由に成長させることができます。

組織や個人をどう成長させたいのか、伸びることができる要領を選択しているのかが重要となるため、「どの方向進めるのか」、「やり方、要領」をキチンと設定することが、追求する方法のポイントとなります。

人間は、自信が付くと能力が2倍以上伸びるものだということも知りました。

 

 

 

 

【kindle本が出ました】

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめり込む姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
です。

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ若い隊員が成長していく姿には、若い人達や人材育成に関する多くのヒントがあると思います。

人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。

読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

関連記事紹介

1 Comments

  1. Pingback: 上司から見た伸びる部下のタイプ -将来成長する若手社員- | 戦闘組織に学ぶ人材育成

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です