小倉で再会した40連隊長時代の部下からの手紙

小倉で再会した40連隊長時代の部下からの手紙

 

 

人生のカードが切られる

 

 陸上自衛隊を定年退官後、危機管理業務を経験し、今年の4月から全国に支店を持っている民間企業に籍を置かせて頂いています。入社して驚いたことは、九州の支店は、北九州市の小倉にあることを知った時でした。仕事でも支店へ足を運ぶ機会があり、小倉へも出張するようになったのです。

 出張した時、当時のメンバーとの懇親会に参加させて頂きました。丁度、二見龍レポート#2照井氏との対談で話題になった「機関銃の趨勢」、射距離が2000~3000メートルの目標に上から弾が落ちるように精密な弾道計算をして精密射撃を行うように使用されるようになること、上から弾が落ちてくるのでアーマーを付けていないところを狙われること、砲迫射撃のように周りを破壊せずに正確に目標を破壊できること、機関銃は歩兵が携行するのではなく、車載か無人の車両に搭載する流れの中で、日本は立ち遅れているのではないかと話すと、一挙に当時のような躍動感あふれる飲み会に突入してしまいました。

相変わらず、小倉のメンバーは熱いです。

Kindle本で40連隊シリーズ「40連隊に戦闘技術の負けはない」、「40連隊の見えない戦士たち」を出したことや、二見龍レポートの#3は永田イチローさんとともに大変お世話になった長谷川トモさんと対談内容をkindle本で年内には出す予定てあることを話すとみんな喜んでくれました。

 

 

当時陸曹だった部下が3佐に

 

集まったメンバーの近況を聞くと、当時2曹、3曹だったメンバーが15年の年月を経て3佐になっていることに驚きと、何ともいえない嬉しさを感じました。彼らは驚くほど成長しているのに、自分はどうなのかと反省してしまうほど、逞しくなっていました。その分荒波を乗り越えてきたのだと思います。

 戦法の開発やその時のエピソード、当時無敗の富士訓練センター(FTC)との戦闘の話しになると盛り上がります。

 40連隊シリーズは、第3弾は「40連隊独自の戦法開発」、そのあと、「FTCとの死闘」を書こうと考えていて、第3弾の完成が近いこと、FTCのエピソードを集めたり、戦闘に参加した中隊長から話を聞いたり、文章をもらったりしていることを話しました。
 
 出版社から本が出ることを喜んでもらい楽しい会はお開きになりました。
 
 

 

当時3曹だった部下から届いた手紙

 

 数日後、懇親会に参加した当時3曹だった部下から手紙がきました。早速開けてみると、当時大きな訓練を行った時、参加した隊員に所見を書いてもらっていた紙とFTCの戦闘に参加したことを師団の弁論大会に参加した優勝した原稿が入っていました。
 当時、所見には、全隊員に自分のコメントを書いて返していました。私のコメントのところは赤い四角で囲ってありました。FTCに関する文章は、今では戦闘の一場面を知ることのできる本を書くためにとても役立つ内容でした。感謝です。
 
 何か、小倉との関係、40連隊との関係をまた、つなげる機会を人生からもらった感じがします。

 この手紙を読み、部下から届いた手紙は、人生が切ったカードに見えてきました。また、部下に助けられてしまいました。

 何か始まる予感がしてきました。

 

 

 

【kindle本が出ました】

 

二見龍レポート#2 コンバットメディックの照井資規、弾道と弾丸を語る
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二見龍レポート#1 ネイティブ・アメリカンの狩りの技術を伝える川口拓氏との対談
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40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術

 

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準

 

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

 

天然オオクワガタを求めて-山梨県韮崎一帯オオクワガタ採集記-
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