高尾山初詣-穏やかな快晴の日に感じたこと-

高尾山初詣-穏やかな快晴の日に感じたこと-

 

 

今年の高尾山は人が少ない

 

1月2日の朝は、毎年早起きをして京王線に乗り、高尾山口駅へ向かいます。09:30高校に同級生と待ち合わせ、護摩焚きに向かいます。駅を降りる人が今年はいつもより少なく、長蛇の列ができるケーブルカーも待ち時間20分もなくすいています。並ばずに乗れるリフトで山頂へ向かうと、巨木があり、急斜面には人の手が入っていないため、東京都でもかなりの自然が残っている地域であることがわかります。

高尾山は、修業の場で有名な場所です。天狗のうちわが有名で、多くの参拝者が帰り手にしています。
45年前には、自然の豊かな場所に生育するあの幻のオオクワガタが東京都の高尾山で採集された記録もあります。

 

 

護摩焚きは正座をする

 

護摩焚き開始の30分前にお堂に入り、いつも何となくお決まりの場所になっている太鼓の真ん前に位置して、この1年間にあったことなどを話しながら、きびきびとすす払いと隅々まで掃除をしている動作を見ます。

無駄のない動きは、見ているだけでいい気分になります。

時間になると、修験行者がほら貝を吹きながら入場してきました。護摩焚きの間は、正座をし続けようと決めているので、胡坐から正座に変えようとした瞬間、足の指がつりそうになり、慌てて立ち上がってしまい恥ずかしい思いをしてしまいました。

護摩炊きをしている間、色々なことを考えたり、今年はいい年になるかなと思ったり、無の状態になったりします。まず、「幸せとはどのような状態をいうのだろう、幸せと感じれば幸せなのだろう」から始まり、「護摩焚きでは一つ願い事を書けるが、やはり家長としては家内安全が最優先になるな」、足はしびれ始めていないか、だんだん正月を感じなくなってきたな、など思いをはせ、「いい年にしよう」というところまでくると、護摩焚き終了です。

今年感じたことは、女性の修験業者が複数いて、一人は台座に上がる位になっていたところです。昔は、女人禁制とされていた修験業者(山伏)の世界も女性が活躍するようになってきました。

 

 

お清めは大切

 

いつものように、護摩焚きの後は、山頂で枡酒で清酒「高尾山」でお清めをします。寒いので酔いがあまりまわらないせいか、グイグイ飲めます。

リフトで山を下り、駅前のソバ屋で熱いソバを食べながら、八海山を一本頼んで飲み始めた頃に体が温まってきて、酔いが一挙に回り、高校時代に戻ります。これが妙に楽しいと感じます。いつの間にか、みんなの顔と姿が高校時代の状態になってきます。

身体を動かしたり、運動をしている同級生は若々しいですが、何も運動をしていないメンバーは、成人病や身体が動かなくなってきたり、その差が大きいと感じました。

この日は、実家で今売り出し中の山形県の「栄光富士」を義弟と楽しみました。

その後、従弟会へ行き、新年から0時を過ぎてしまう状態となり、お清めのし過ぎとなった1月2日となりました。
今年も間違いなくいい年になると感じました。

最後になりましたが、皆様のご多幸を祈念致します。

 

 

 

 

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本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

 

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