コミュニケーション能力を高める-会話には二つのパターンがある

コミュニケーション能力を高める-会話には二つのパターンがある

 

 

会話の2つのパターン

 

 会話を観察していると、2つのパターンに区分できます。1つは、自分の気持ちを知ってほしくて感情的に話している時、自分の考えを述べたり相手の意見を聞きたくて理論的に話している時の2つのパターンです。

 感情的に話しをしている時は、感情を受け止め、相手の感情をキャッチしたと伝えることが必要となります。 

 自分の考えを述べ、相手の意見を聞きたいと相手が思って話している時は具体的なアドバイスや解決策を話すように会話をします。

 この2つのパターンの特徴に合わせて話を聞くことによって、穏やかに、その人の良いところが出てきた状態になります。話の内容も正しい方向へ向かっていきます。 

 2つのパターンを使い分けることができると、相手は、自分の話を理解することに一生懸命であり、深く正しく理解されていると感じます。相手は、あなたに対して、話をきちんと受け止め、理解してくれる人と認識し、信頼が生まれてきます。

 信頼が、高ければ高いほどあなたを信じ、物事の解決や協力しようという姿勢が強くなります。信頼の量が高ければ高いほど、その効果は高くなります。コミュニケーションと信頼の貯金と相手が心から行動することについては、密接な関係があることがわかります。

 

 

多くの人との関係が広がり連携が始まる

 

 相手の話しや考えていることを本気で理解しようと心から思って話を聞くと、その人の持っている良い面に触れ、良いところを学びとることができます。
 相手も話を理解しようとするとともに、良い面を吸収しようとします。相手との関係ができ、それが信頼関係に発展していきます。信頼関係によって結ばれることにより、連携が始まり、信頼の貯金がたまればたまるほど連携が強化されていきます。

 

 

 

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本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

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1 Comments

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