マット飼育で80ミリオーバーのオオクワガタ(能勢YG血統)をゲットする方法

マット飼育で80ミリオーバーのオオクワガタ(能勢YG血統)をゲットする方法

 

 

成虫を入手して1年目の成果

 

遂に、能勢YG血統を成虫で入手し越冬・産卵した幼虫達、マット飼育初の羽化が始まりました。30グラムを超えた幼虫が5頭いるので期待大です。今日まで約1/3の成虫の取り出しを終えました。オスの79ミリはすでに10頭近く出ています。幼虫の体重が27グラムあればここまで出るので、やはり凄いサラブレッド血統だと感じました。

しかし、30グラムの幼虫になると羽化不全や78ミリ程度で羽化してしまい、80ミリの壁が破れません。79.8ミリだと、もう80ミリでいいのではないかと考えたくなりますが、ぐっとこらえます。

 

 

能勢YG血統もその中で優れているもの

 

あまり卵を産まずに死亡してしまった有名な「847系」は、形良し、ディンプルなし、体重に比して大きさが出る系統で、優秀だというのも実体験しました。来年は、847系で好きな形と大きさを作出しようと楽しみな系統です。

メスは、52ミリ9頭、53ミリ2頭が出ています。マットに合っている系統は、メスも大型が続出しました。ガル氏の系統は、メスも優秀で太く種親にしたら来年楽しみだというメスが続出です。

能勢YG血統の中にも、さらに優秀な系統が確実に存在していることを実感しました。

菌糸ビンで飼育した時の大きさの限界とマット飼育での大きさの限界は、同じではなく、マットの方が伸び切らないで大きさの限界がきてしまっているようにも感じました。

まだ、初回のマット飼育なのでこれから累代飼育をして検証していこうと思います。

 

 

オスの80ミリオーバー遂に複数出る

 

能勢YG血統は、4系統飼育しています。その内、ガル氏の血統で9/23は21.8グラム、12/23は26.4グラムの全く期待をしていないコーヒービンの中から、ごろんと出てきた成虫は異様に大きく見えたのです。

26グラムですから、大きいはずはないのですが、しかし、デジタルノギスが80を超える数字を出すのです。80.1センチでした。この血統は、最終エサが鵜の体重が乗っていなくても、立て続けに78~79センチのオスが出る性質を持っている系統でした。優秀です。

多くの幼虫がとれた多産系の系統は、75ミリが平均でたいしたことがないと思っていたのですが、1頭だけ1/3に30.9グラムの幼虫がいて、取り出してみると80.5センチが出ました。数打つと出るパターンでした。

遂に、マット飼育初回で80ミリオーバーのオスを複数、羽化させることができた瞬間でもありました。

 

 

 

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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
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8 Comments

  1. 匿名希望

    またコメント失礼します。1シーズン目にしてかなりの実績ですね、おめでとうございます。
    27グラムで79ミリまで達するとは、やはりポテンシャルが高い血統だと思います。伸びしろ限界値もまだまだありそうな血統ですね。

    あと、冬場に10日ぐらいの発酵でやったマットのほうの具合は、どうだったでしょうか?それと冬の飼育においての温度はどれぐらいにしていますか?いつもと変わらないでしょうか。

    こちらは、YGの割り出しも終わり、小瓶に投入を済ませた段階にいます。今後どのような過程になるか楽しみです。

    1. futamiryu

      やはり、飼育してみて能勢YG血統の性能の高さを痛感しました。羽化不全も少なく物凄い量の成虫が羽化している状態です。80ミリもあと数頭出ると嬉しいなと思います。

      血統の中の系統もかなり重要であると感じています。

      マットは、問題ありませんでした。夏場は発酵して高温になる可能性が高く危険ではないかと思います。
      マンションなので、冬場寒くても16℃、平均20℃前後で自然な状態で維持できる環境で飼育しています。

      これから、幼虫割り出しの時期に入ります。

      成虫、羽化前の幼虫、孵化した幼虫と凄い状態になります。(笑)

  2. 匿名希望

    回答ありがとうございます。 マットが問題がなかったというのは、ちゃんと餌として機能し成長を続けることができる状態という解釈でよろしいでしょうか?ということであれば、気温が低い時期に限っては、手間の時短になっていいかもですね。

    1. futamiryu

      いいと思います。
      羽化までの間、エサの状態が劣化しないので、羽化不全や天井落下を防止できるたのではないかと捉えています。

      あと、送られてきたマットが、水分を加える必要がない状態だったので、発酵が少し進んでいたのもよかったのではと思います。

  3. 匿名希望

    なるほど、じゃっかん発酵してるマットも状況次第では使えるということですね。

    あと、YG飼育においてのビンなんですが、いつもとかわらないでしょうか。幼虫が大きいので通常血統と同じサイズのビンだとどうなのかな、という疑問があります。1リットルぐらいのビンでも80ミリ羽化はいけるでしょうか。

    画像ではヨーグルト空ケースがみえますが、これはあくまで成虫管理用でしょうか。

    1. futamiryu

       発酵の程度もありますが、加水しなくてもいいほどのマットだと程よく発酵していると考えていいと思いました。
       オスの80ミリは、ネスカフェコーヒービンの凹みのない古いビン(1300ml)と1100mlのプラスチック容器で片手ほどの数が出ました。
       感覚として、マヨビンでは直径が不足するように感じました。1400mlも使用しましたが、これは85ミリを狙う幼虫に使うといいのではと思いました。

       ヨーグルトの空ケースは、会社でオオクワガタの飼育を希望している人へ渡すための容器です。種親候補は、海苔のプラスチックの容器を好んで使用しています。

       今回、能勢YG血統、4系統を羽化させましたが、4系統とも、80ミリが出ました。能勢YGは、通常のオオクワよりもお腹が出ている血統だなというのが今回の印象です。厚みがあるということです。メスも、53ミリクラスがゴロゴロ出て凄い血統だなと感じました。

  4. 匿名希望

    マットについては、時短のための用途にするならば、発酵しているマットというよりは、加水しないくていい程度の分解具合になってるものがいいということですね。

    こちら、マットをいろいろ買ってみたものの、同じメーカーで同じマット(商品銘柄)で10L袋ごとの商品でも、色が浅いものももあれば、少し黒ずんでるものがあるなど、毎回ごとで質にムラがあることがわかりました。おそらく商品を詰める時々で、水分量や分解具合が違うからでしょう。まぁマットも生もの・有機物なので、これはしたかないとは思います。

    ビンについては、およそ1リットルあれば80ミリまでなら大丈夫かもですね。もしかしたらビン容積よりも、ビン直径のほうを重要視したほうがよい?のかもでしょうか。たとえば容積900ccでマヨビンと同じでも、直径が太いものであればいけるかもでしょうか。 自分はまずは80ミリ羽化の達成だけを目指します。それ以上のことは、それが達成された後にですね。

    1. futamiryu

      今回、マヨビンで80ミリが出ました。ビンの直径から限界のように感じていましたが、無事羽化することができました。
      直径も大事ですが、深さも大切かなと思っています。まだ、試していません。

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