決断力と未来を描く発想をする

決断力と未来を描く発想をする

 

 

発想力は如何に鍛えるのか

 

 決断力と未来を描く発想力は如何に鍛えていけばいいのでしょうか。

 決断力は日々の決断の積み重ねで鍛えることができますが、例えば、「今日の昼飯は、コロッケ定食にしようか、寿司定食にしようか」というような狭い範囲ばかりだとその範囲と幅でしか判断できなくなってしまいます。

 会社では、日々の業務に流され、忙しく、得てして追われる日々になるため、意識をしていないと目の前に起こることを対処すればいい、それで忙しく日々充実していると感じてしまうのが通常の状態になってしまいます。

 重要性が高いもの、低いもの関係なく、急いでいるなら優先して対応してしまい、重要性の軽重の判断を行わなかったり、急いでいないが重要であること(未来へ投資することによって今を変えること)への先行的な行動が後回しにされてしまい、現状課題への対処中心に陥ってしまいます。
 このため、問題解決の視点として、課長までは、今起きている問題の解決と部長から示された将来のために必要な業務の実施を行うこと、部長は、将来と現在をつなぐこと、役員は、未来を描くことが重要となります。

 

 

発想力を磨く

 

 日々に追われてしまう状態だと部長や役員の発想力と決断力は身につきません。この資質は、毎日意識していないと身につかないものでもあります。

 軽重の判断、急いでいないが重要である、未来への投資につながり今を変えるにはどのようにすればいいか、常に意識することが重要となります。

 立場になったからといって、すぐにできるものではありません。日頃から、将来に対する視点を発想を持ち、発想し、上司へ提言するように過ごすことが必要となります。

 提言や進言を行う場合、これを行うことによって上司からの受けや評価が高くなるような私利私欲ではなく、会社を良くする発展させるために貢献するという姿勢で行います。

 決断力と未来を描く発想力を磨くことは、多くの学びを得るために人と付き合い、教自分自身を常にアップデートすることが重要となります。

 

 

若い世代の壁となる頭の固い管理職

 

 アップデートせずに、「できること」、「毎年していること」とだけをやっていると感覚に錆が付き始め鈍っていきます。

 尚且つ、40半ばを過ぎると周りから失敗を指摘されたり、注意されることはなくなり、異なる意見も言われなくなります。

 感覚が錆びて鈍ってしまう状態というのは、頭の固い状態です。頭が固くなってしまっても、本人が自覚することはめったにありません。

 頭が固くなってしまった40代半ばの人は、元に戻目ことは極めて難しい状態になります。
 
 このような中間管理職が、若い世代の発想を壁となって止めたり、上からのチャレンジや施策を握り潰してしまったり、骨抜きにする原因となります。

 たちが悪いのは、頭の固くなった状態を認識していないので、当たり前の行動をしており、悪いことをしていないという感覚であるところです。

 
 

 

 

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