極めて速い武器の進化に日本は対応できるのか…。
元陸上自衛隊幹部と軍事ジャーナリストが憂う、自衛隊装備の現在とは?
本書は、今までほとんど語られてこなかった弾丸と弾道に焦点を当てた元陸上自衛隊幹部と軍事ジャーナリストによる対談をまとめ、そこへさらに、小銃や機関銃、弾丸などに関する最新情報を加えたものです。
本書の内容を理解すると、当初の驚きから危機感を持つにいたります。
なぜなら、小銃から撃ち出される弾の構造とその進化は、思った以上に深く、弾の進化が戦いを変えていくことに驚愕を覚えるからです。
また、世界各国の動きは、戦略的であり、日々進化を続け、戦い方自体が変わろうとしています。
したたかに、そして確実に進化している世界に目を向けなければ、日本は取り残されてしまうのがわかります。
照井氏は、ジャーナリストとして世界の兵器ショーの取材を行い、常に最新の銃、弾薬、戦闘に関する動向を把握しています。自分の目で確かめ、世界の動きを肌で感じている人物です。
装備の開発や配備に関する国家戦略や世界各国がしのぎを削っている状況を豊富な知識と経験をもとに照井氏は、鋭い視点で分析し、真実を掘り出した内容を情報として発信します。
本書は、陸上自衛隊員だけでなく、海空自衛隊、テロ対策を始めとする銃に関係する警察、海上保安庁、民間の警備関係者、医療関係者、危機管理にかかわる関係者そして、知識として一般の方たちも知って頂きたい内容だと思います。
弾丸が変える現代の戦い方: 進化する世界の歩兵装備と自衛隊個人装備の現在
自衛隊最強の部隊へ-戦法開発・模擬戦闘編: 敵の戦闘重心を打ち砕く勝つための戦い方
二見龍レポート#6 実戦と戦場-元米陸軍大尉飯柴智亮との対談- Part.2
二見龍レポート#6 実戦と戦場-元米陸軍大尉飯柴智亮との対談- Part.1