信頼されなければ何も始まらない

信頼されなければ何も始まらない

 

 

意志の無い言葉

 

「このように聞いています」とか、「このような印象があるようです」という言葉は、自分の立ち位置を上手くコントロールしているようですが、意志の無い信頼できない人間であることを示す言葉でもあります。

「ですます」調で言い切ることによって自分の意思が明確になり人に伝わります。意志があるところに初めて道ができることを考えれば、意志がない他人行儀の発言をする人の頭の中には、進むべき道はありませんし、示そうとする意思もありません。

 

 

信頼されない人

 

報告や説明を聞いていている時、その人が、現在の状態を客観的に観て伝えようとしているのか、現状を伝える中で自分の仕事が上手くいかない理由にするために言っているかで、前に進もうとしているのか、全くの後ろ向きで、巧妙に自己保身のみを考えているのかがわかります。

現状認識を一致させ、次にすべき行動を発想し話す人は、物事を動かすタイプです。他方、できない理由とできない環境を話し自己保身を図る人は、自分は頑張っていますということを伝えようとするのみで、責任感のかけらもなく物事を簡単に先送りにしたり、そのまま何も手を打たずに結果などお構いも無くただ続けるタイプの人です。

 

 

渦中にいるのか、いないのか

 

自分がプロジェクトチームに入っているのに、プロジェクトのメンバーが踏ん張って悪戦苦闘しているのを第三者の様にせせら笑いながら他人へ語ったり、失敗しても被害が自分までこないような離れた所にいて、「こんなの頑張っても大したことないし、意味がないよ」とニヤニヤしながら、眺めているような人は全く信頼されません。

皆が力を合わせて本気で踏ん張ったり、悪戦苦闘しながら前に進もうとしている姿は、見る人の心を清々しくさせ、職場の雰囲気を活力あるものにし、モチベーションを上げたり、周りの人の心へ火を付けます。

あくせくしている自分を他人に見られて、カッコ悪いとみられるのが嫌だとか、自分の性に合わないからやりたくないのではなく、一生懸命やっている姿というのは、自分が思った以上に他人がカッコイイと感じる姿であり、組織に活力を与える行動であることを理解すると頑張れます。

渦中から外れるのではなく、渦中に入り他人の眼に映る自分の姿を考えたり、気にしたりする余裕がないほど打ち込む姿自体が、素晴らしく、カッコよく、この人は頼りになるなと感じさせるものです。

 

 

やりきる人

 

どんな仕事も、途中で投げ出さないでメンバーと力を合わせて最後まで進めることのできる人は、信頼される人物です。やり切るには、強い心と意志と情熱が必要だからです。

物事を行うのに最も必要な要素は、情熱と言われます。熱い心を持って周りを感化し、へこたれないで目的を達成するまで突き進むのに必要なものは、突き詰めると熱い心があるかないかになります。

 

 

仲間とタッグを組める人

 

傍に座ってチームやメンバーが頑張ってやっているのをただせせら笑ってみているのではなく、渦中に飛び込み、マンパワーの不足している分野を助けたり、自分の強みを発揮して方向を修正したり、本気になって行動していくうちにチームへ溶け込んでいきます。

チームへ溶け込むとは、チームを構成するメンバーがあなたを信頼し、ともに力を合わせて戦うことができる人物であると評価したことを意味します。

多くのメンバーとタッグを組めるのは、あなたが、信頼できる人間であることと、他の人を受け入れる精神的な成長と誰とでも組める実力が付いてきたことを意味します。階段を一つ上って成長した状態といえます。

上手く立ち回るのではなく、渦中で皆と汗を流すことが、あなたの成長に直結します。迷ったら、渦中に飛び込んで下さい。

 
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【kindle本が出ました】

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめり込む姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
です。

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ若い隊員が成長していく姿には、若い人達や人材育成に関する多くのヒントがあると思います。

人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。

読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

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