おすすめ本(ミリタリー)

 

戦闘技術は、常に進化しています。最新の知識を知り、テクニックを身につけることが重要となります。過去の戦いからは、過酷な戦場で繰り広げられる血と汗と人間模様を知ることができます。

 

 

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。

人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。

読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準

 

 

 

国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

 

不審船対処時の無機質に進む実戦の状況、フィリピンのミンダナオ島の生活と訓練に関する内容は、戦闘要員として重要で必要な知識です。

国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書)

国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書)

 

 

事態対処医療

 

コンバットメディックは今陸上自衛隊が本腰で進めなければならない戦闘技術です。医学書はありますが戦いの中での応急処置をいかにするかについて記述された本格的な書籍です。衛生が脆弱だとたとえ精強な部隊であっても総合戦闘力は低下します。
レベルの高い衛生部隊とレベルの高い戦闘職種に対しての十分な個人携行救急品とその使用法の教育等が強い戦闘部隊を作り上げます。「事態対処医療」は、コンバットメディックとして参考となることが記載されている本です。

 

事態対処医療 Tactical Medicine Essentials

事態対処医療 Tactical Medicine Essentials

 

 

 

アメリカン・スナイパー

 

1900mを超える最大射程での正式な狙撃記録と、厳しい交戦規程の中での最多射殺記録を持つ元SEALのクリス・カイル氏の血と汗と涙の実録を描いたこの作品は、イラク戦場での一騎当千の強さを持つSEALの鬼神の強さを読む人がクリス自身になって体験できます。あまりにもきついところがきついという言葉を使わず状況を淡々と記述している表現が余計凄みを増します。
現代戦に必ず必要とするスナイパーが目の前に現れます。DVDよりも書籍の方が得るものが多く面白いです。

 

アメリカン・スナイパー

 

 

 

自衛隊のリアル

 

第40普通科連隊の訓練は、国際貢献活動が本格化していく直前のリアルな自衛隊へ進む時期の陸上自衛隊として紹介されています。世界標準の軍隊を目指す動きの始まりとなった小倉の訓練については、120ページから20ページほどの紙面を使って当時の状況を克明に表現しています。目に焼きついたリアルを求めていく姿を毎日新聞の瀧野氏は、テンポ良くソリッドに表現しています。

 

 

 

自衛隊のリアル自衛隊のリアル

 

 

 

戦術の本質 戦いには不変の原理・原則がある (サイエンス・アイ新書)

 

戦術の本質 戦いには不変の原理・原則がある (サイエンス・アイ新書)
戦術の本質 戦いには不変の原理・原則がある (サイエンス・アイ新書)

 

 

 

キャンプでやってみる子どもサバイバルキャンプでやってみる子どもサバイバル
キャンプでやってみる子どもサバイバル

 

 

戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る (サイエンス・アイ新書)

 

戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る (サイエンス・アイ新書)
戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る (サイエンス・アイ新書)

 

 

 

硫黄島―勝者なき死闘

 

硫黄島戦記として名作と思うのがビル・D・ロス著「硫黄島―勝者なき死闘」です。最後の一兵まで硫黄島を死守せんとする2万2千人の日本軍と、硫黄島を奪取しようとする7万5千人の米軍との戦史に残る36日間の戦闘を記録したものです。激しい戦闘です。
今ではなかなか見ることのできない写真や戦場の過酷さを知ることができます。
硫黄島―勝者なき死闘

 

 

 

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