産卵木の加水時のポイント-オオクワガタ累代飼育

産卵木の加水時のポイント-オオクワガタ累代飼育

 

加水2時間、日陰干し2~3時間

 

 

 4/29産卵セットを3ケース作成するため、産卵木の加水を行いました。今までは、クワガタ関係の文献で一晩産卵木を加水したら半日日陰干しをするということを確認していたので、毎年ほぼそれに近い状態で行っていました。

 ここ数年は加水する時間を2時間程度に抑えています。水を切り、3~4時間日陰干しを行います。マットも、加水せずに、カラカラの状態で産卵木をセットしてしまいます。

 産卵ケースは、加水しなくても大丈夫な蓋つきのケースを使用しているので、1週間も経過するとマットが程よい湿り気を帯びてくるからです。

 さらに、エサのゼリーがカップから飛び出してしまい、その水分がマットへ移ったり、メスの排泄物もあり、飼育ケースナスのマットは程よい状態になっていきます。

 

加水し過ぎた産卵木はどうなるのでしょう

 

 

 あまり加水をしてしまうと産卵木が水分を吸い過ぎて赤腐れの様になってしまいます。産卵木を水に浸けたまま取り出すことを忘れてしまい、数日間水につけっぱなしの状態にならないように注意します。  

 また、加水しすぎてしまった場合、マットに埋め込み少し経つと、腐敗臭的な臭いになることがあります。この場合、取り出して乾燥させるか、乾いたマットの中に入れて水分を抜く処置が必要になります。

 この時点でアンモニア発酵してしまったり、あまり産卵しない状態の産卵木になってしまったので、新たな産卵木と交換することをお薦めします。その方が確実に産卵させることができます。

 産卵木の状態を悪化させないためには、産卵木の加水時間を長くしないことがポイントになります。

 

マットの湿り気の状態と産卵木

 

 

 ネットで購入したマットの状態は季節によって、カサカサの乾燥状態であったり、加水しなくても添加剤を入れるだけでマットが発行するような状態であったり、常に一定の水分量の状態で送られてはきません。

 マットの水分量が高ければ、産卵木の加水はほとんどいらないというように、マットの水分量の状態も考慮した産卵木の加水時間を決めます。

 水分量の判定が難しいと感じている方は、加水時間:2時間程度、水を切り日陰干し:3~4時間 であればほとんど失敗することなく産卵をさせることができます。

 遂に今年のオオクワガタ飼育開始です。早速その晩から産卵ケーズでガサガサ音が聞こえてきました。大型のメスを使用するようになり、柔らかい産卵木はバラバラにしてしまうことがあるので、最近は気持ち硬めの産卵木を使うようにしています。


 産卵木の断面に爪を立てると、簡単にめり込むような柔らかさだと、メス50ミリ以上の場合 、産卵木がバラバラになる可能性があります。

 

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