実戦に必要な心のエネルギーの保持

実戦に必要な心のエネルギーの保持



 

心のエネルギーの保持と思考体力

 

 緊張下で活動する時には、心のエネルギーの保持と思考体力(思考し続けて考え抜く力)が不可欠になります。

 特に、緊迫した状況では、想像を超えるストレスがかかることを覚悟しなければなりません。

そのストレスは心のエネルギーを奪い精神的にもダメージを与え、肉体的エネルギーをも奪い取っていきます。

 そのため、心身両面のエネルギーを保持することを常に意識し、その不足によって活動そのものが低下・悪化しないように、また思考や判断に迷いが生じないように、日ごろから心のエネルギーを高い水準で維持できるように準備しておく必要があります。

 

コントロール下におけない場所を避ける

 

 例えば、自分でコントロールできない場所は、危険でありエネルギーを消費してしまいます。

 家やその周辺、通勤経路における危険な場所や状態を把握しておき安全確保の要領を理解し行動できること、自分自身の心の安定を維持できることなど、生活でよく使用している地域を可能な限り自分のコントロール下に置くことができれば、心身のエネルギーを保持し続けることができます。

 これは、業務にも通じます。

 お客様に関するリサーチ、関心事項、今まで弊社が関係している部署はあるか、から始まり、企業風土(この部分で何か褒めることがあれば効果的です)、対応する人の性格、トピックスなど、必要な情報を収集することによって、自己のコントロールできる範囲が広がります。

 これがベースとなって、攻めどころを見つけ戦いが始まります。戦いが始まれば、エンドステートまで持って行く腕力とそれを支える心が必要となります。

 このループを早く回転することによって、チャンスが生まれていきます。

 そのためには、心のエネルギーが不足していると、すぐに心が折れてしまいます。

 

心の核となる使命感

 

 心の核として、使命感が重要になります。

 心が崩れない砦になるからです。そして、お客様の信頼を得て最高のパートナーとなる、会社を更に良くしたい、貢献したいという高い概念(理想)を心に持つことによって、それ自体が心のエネルギーを沸かせる泉になります。

 

仕事への活用

 

 お客様に初めて営業を行う場合、少なくとも30分前に現地付近に到着し、周囲の環境や特性を認識するようにします。

 その企業の人の行動を見ていると会社の特徴が見えてきます。

 また、時間があれば、企業訪問~プレゼン~質疑応答~次の訪問時期を決め帰社する~帰社後の報告と次の対応に関する一連の流れをストーリーにして何度も何度も頭の中で流し、落ち度や弱点がないかを確認をします。

 この行動を習慣化することによって、自分でコントロールできる部分を徐々に拡大することができるようになります。

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