二見龍YouTube #6 パルチザンと夏みかん

二見龍YouTube #6 パルチザンと夏みかん

パルチザンの活動

今回のYouTubeは、自衛隊が日本国内で戦闘を行う状態になった場合、国内支援者として情報、食料、水などを作戦間に支援する自衛隊昔話のパルチザンに関する話です。

小隊長時代のレンジャー訓練では、作戦行動間の水・食料の供給はパルチザンが行う設定で行われることがほとんどでした。

「バルチ」という愛称で、バルチといえば、やっと水が飲める訓練間の憩いの時間という位置づけでもありました。

また、訓練間、休憩をしていると、地域の方がバルチとは関係なく(訓練とは関係なく)果物などを下さることがありました。

1980年代前半は、自衛隊に対する風当たりはまだまた厳しい状態であり、高校の同級性でも半分冗談でも自衛官となった私に「税金泥棒!」という言葉が出るように、自衛隊は税金泥棒、軍事費を福祉に回せば色々なことができるという雰囲気が残っていた時代でした。

1970年前半、私が中学生の時、社会科の先生が戦闘機1機を購入するお金があれば、どれだけのことができるのか、それが軍事費に使われているので無駄である、もったいない、皆さんはどう思うでしょうという教育を受けた時代でもありました。

このような時代を経験してきた世代として、地域の人達の応援は、どれだけ私たちの心を勇気づけ、心強く感じさせるものでした。

今の時代では、考えられない時代背景でした。

この訓練の話は、1980年代前半の潜入訓練時の偵察を行っている場面です。

お楽しみ下さい。

 

 

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