ストレスがたまる難しく量の多い仕事を楽な気持ちでする方法

ストレスがたまる難しく量の多い仕事を楽な気持ちでする方法

 

 

手こずり進まない仕事

 

今日中又は3日以内に企画書や説明書、報告書を仕上げなければならない時、やらなければという気ばかりが焦ってしまい、少し気持ちが落ち着いたかなと思ったら、電話が多くかかってきたり、依頼事項があったりして、ただでさえプレッシャーがかかっているのに、なかなか手に付きません。

表題を書いて、まずは、「はじめに」に取り掛かりますが、一行か二行書くとピタリと筆が止まってしまいます。「はじめに」で全体像を理解してもらうため、どのように内容を表現していくかと考えると

堂々巡りが始まってしまい、前に進みません。

時間ばかりが経過していき、アイデアも出てこず、文章は数行で行き詰っている状況に焦りを感じます。

 

 

時間内に仕上げるレポートの書き方

 

一時間程度で課題に対する自分の考えを書いたレポートを評価する試験では、起承転結ができているか、中見出しはポイントを付いているか、内容、表現はどうかを判定します。

「はじめに」で立ち止まっていたら、評価されません。このようなレポートの書き方として、何を問われているのか、自分の地位、役割は何か、提言する内容をどのようにまとめるかという「題意分析」を5分程度でメモ用紙を使用して整理します。

次に5~10分程度で中見出し(項目)を書き、頭に湧き上がった内容を順不同で中見出しの該当するところへ書き入れます。この時大事なことは、中見出しのところへ全部思いついた内容を書くのではなく、10分後、本文を書く時に読んだら先程のアイデアが頭に湧き上がることができる1行程度の文かキーワードだけを書くようにします。

本文をしっかり書いてしまうと、それのみに集中してしまい次々に浮かぶアイデアや文章が表現できないまま、忘れてしまったり、思い出すのに時間がかかってしまいます。時間のロスをなくすために、1行かキーワードのみを書き込みでドンドン次に進みます。

先に結論が頭の中に湧き出したり、思いついたら結論から書きこんでしまいます。ある中見出しの内容を書いている最中に、他の中見出しの内容が湧き出たら、最低限のキーワードのみを書いて、新たに湧き出た内容を直ぐに書きこむようにします。

このように、15分程度で作った下書きに基づき、残りの時間を使って、一気に本文を書き上げていきます。予備に5分程度時間を残すようにして、見直しができるようにします。

 

 

まず、完成度は二の次で最後まで作ってみる

 

時間内にレポートを書く方法は、もう一つ参考となるポイントがあります。最初に起承転結や中見出しを考えて構成するため、全体を粗い状態ですが、把握でき完成形のイメージができます。

こうすると、頭の中で大体レポートの全体像ができているので、できるなという手応えを感じることができます。大分気が楽になります。

先程のレポートの書き方を活用して、中見出しを記述した後、書けるところをドンドン書き込んでいき、内容の精粗はありますが最後まで一回作り上げていきます。内容はまだ見直したり、書き込むところがあるものの、最後まで作り上げたので、気持ちは大体できたなという感じになり、とても楽になります。

「はじめに」は、全体の内容をコンパクトに凝縮したものなので、全体ができてから書くと、全体を理解していて伝えたいことが明確になっているので、直ぐにできてしまいます。

 

 

できた感じになるとアイデアが膨らむ

 

できたなという気持ちになると、気が楽になるせいか、アイデアが出てきたり、もう少し内容をよくしようというモチベーションも高まってきます。

全体像ができているので、整合性も逐次見直しながら良くなります。更に、読む人の立場に立って、どうすればより伝えることができるかという視点で見直しを進めることができます。

 

 

 

 

 

自衛隊最強の部隊へ-偵察・潜入・サバイバル編: 敵に察知されない、実戦に限りなく特化した見えない戦士の育成
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二見龍レポート#2 コンバットメディックの照井資規、弾道と弾丸を語る
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二見龍レポート#1 ネイティブ・アメリカンの狩りの技術を伝える川口拓氏との対談
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40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
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本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめりこんでいく姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
 人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
 読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
 日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
 オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

オオクワガタ飼育記 ~マット飼育による美形・大型作出テクニック~
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マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
 本書により、マット飼育のコツを積み上げ、皆さんの目指すオオクワガタを作出して頂ければ幸いです。

 

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1 Comments

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