「二見龍レポート#3 『スカウト』ナイフ格闘編」でスカウトのナイフに対する考え方、「スカウト流 刃物犯罪対策術」で対ナイフ格闘(対応)の基本を説明してきました。
それはスカウトの基本となる道具がナイフだからであり、敵を無力化するケースや作業(木を削ったり、穴を掘ったり)に幅広く応用が利く道具です。
だからこそ、スカウトはナイフの細部まで意識します。
そこにはバランスや材質、長さや重さ、色味などの様々なこだわりがあり、我々のイメージするナイフを作成するために出した要望に、刃物製作の職人から何度もイヤな顔をされたことを思い出します。
しかし、我々も指先や手の延長上のように使う道具であるため、自身が考える最高のナイフ(身体の一部)を準備したいという思いに妥協する要素はなく、常に使用感を追及しています。
そして、セミナーにおいては、受講生からその点について、様々な質問を受けることがあります。
例えば、「どういうバランスのナイフが良いナイフなのか?」や「●●社のナイフについてはどう思うか?」など色々あり、その都度経験則や考えを述べさせてもらっています。
本書は、そのこだわりについて、まとめたものです。
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