自衛隊最強の部隊へ 戦法開発・模擬戦闘編 YouTube

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 戦闘に強い部隊と隊員を育成するにはどのようにすればいいか、いつも考え、厳しい現場・戦場で活動する隊員が「任務を達成して生き残って帰ってくる」戦闘技術を身に付ける方法を模索していました。

 「どうすれば強くなれるのか」の答えを求め、日々訓練を行っていくうちに、基礎的な訓練と超実戦的な訓練のループを作り、実戦的訓練で迷いが生じてきたら基本に戻り、基礎的訓練で修正・確認して、実戦的訓練に戻ることの繰り返しが必要であること気づきました。

 FTCを目指し高い身体能力のためのトレーニング、火力を中心としたチーム戦闘能力や個人戦闘能力の向上のため、実戦的な訓練を皆で考えたり、部外インストラクターから多くのことを学び、厳しい訓練を進めていきました。

 40連隊は、ガンハンドリング・インストラクターの永田市郎氏からCQB技術を学び、市街地戦闘、小部隊の戦闘において高いレベルを保持していました。

 同時期に、S氏を中心とするスカウト・インストラクターチームから、スカウトの技術を学び、敵に見つからない動き、偵察技術を身につけていきました。

 このスカウトの技術は、他部隊にはほとんど広めていません。

 他部隊がなかなか追いつけなかったのは、40連隊がCQB技術とスカウトの技術を融合させていたからです。

 40連隊は、市街地戦闘で全国に知られていましたが、それは40連隊の一部の姿といえます。

 連隊が全力で取り組んでいたものは、高強度の戦闘、火力戦闘であり、戦闘における戦法の開発でした。

 あまり知られていませんが、40連隊が一番得意なものは、戦車、特科火力を組み込んだ高強度の戦闘です。

 スカウトにより隊員個々の戦闘技術、情報収集能力を向上させ、高強度戦闘能力全体のレベルを上げ、40連隊としての新たな戦法「ターゲティング戦法」を開発しました。

 戦法開発後、新たな戦法を駆使して連戦連勝のFTCの対抗部隊を撃破することが、次の目標です。

 さらにその先の目標は、編み出した戦法を陸上自衛隊へ普及することです。

 連隊長でいられる時間は、通常2年でそんなに長い時間ではありません。どこまでいけるか、時間との戦いでした。 

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