意識改革をした人が貰える素晴らしいプレゼント

意識改革をした人が貰える素晴らしいプレゼント

 

 

意識改革は途中で止めると元に戻ってしまう

 

 物事を行う時、結果ではなく、それまでの過程や努力が大切であり、努力を続けた過程を評価すべきだと言われます。そのとおりだと思うことが多いですが、意識改革については、その考え方が適用できないのが特長です。
何故ならば、意識改革は、意識が変わるまで行わないと、また元に戻ってしまうからです。

 意識改革は、自転車に乗る練習と似ています。

 自転車に乗る練習は、「いくら頑張りました」、「とても努力しました」と言っても、自転車に乗れるまでやらないと、いつまで経っても自転車に乗れません。
 
 意識改革は、意識改革の努力をいくらしたとしても、意識が変わるまで続けなかったり、途中で止めてしまえば、意識は変わらないままです。
 
 意識改革は、意識が完全に変わるまでやり切らなければなりません。

 

 

意識改革という山登り

 
 
 意識改革という山登りは、山を登る前からいろいろな試練を乗り越える必要があります。

 苦労して意識改革するよりも、今のままでもいいじゃないかという、「山は危険だから上らないほうがいいよ」、「山登りは、ただきついだけでどこが面白いのか」と色々な雑音の中、山へ行く決心をします。しかし、決心するだけでは山は登れません。
 
 その前にやるべきことがあります。
 
 まず、山用の服と靴、リュックサックを準備しなければなりません。

 ほとんど運動をせず、鈍ってしまった身体をトレーニングや日々規則正しい生活をすることによって整える必要があります。。

 もうこの時点で、行くのを止めたくなる人が出てくるかもしれません。

 準備ができたら、次は山登りのイメージトレーニングです。登山口に着いて山のほうを見ると、雲がかかっていて視界がとれそうもない場面や、雨が降ってくるマイナスのイメージが浮かび上がってくるかもしれません。
 上はもっとひどい状態で苦しいだろうというマイナスイメージが膨らむと、登る前から心が折れそうになるかもしれません。
 今迄の山登りの準備が自信を与え、マイナスイメージを克服できる力を与えてくれます。
 
 心の葛藤を克服すると意識改革という登山開始です。登りは、体力を少しずつ消耗させます。急な登りが続くと、どうして山登りなんかしようとしたんだろうと、ここでも自分との会話をしながら心が揺れが続くかもしれません。

 しかし、山を登り切ると、雲の上に出て嘘のような快晴です。真っ青な空と素晴らしい景色を遠くまで見渡せます。

 頂上まで登り切った人しか味わえない、素晴らしい景色と自然を私たちは、体験できます。

 このように、意識改革を成し得た人は、プレゼントが貰えます。それは意識改革ができた人しか貰えない、とても素晴らしいプレゼントです。

 

 

意識改革をした人が貰えるプレゼント

 

 意識改革をする前にいる場所が地面の高さであったとすると、意識改革をしようとしてもできない状態は、山に登ろうと努力を続けていても山に登ることができず、また地表面に転げ落ちてしまい、いつまで経っても、地表面の高さの景色しか見ることができませんでした。
 
 しかし、意識改革ができた人は、途中で諦めてしまった人が見ることができない、まったく見たことのない景色を見ることができるのです。 
 
 意識改革のできた人は、遠くまで景色を見渡せるとともに、今まで見ることができなかったさらに奥にそびえる山も見ることができるのです。

 山を登り切ることによって、大きく景色が変わり、見たことのないものを見ることができます。

 そして、新たなものを見ることによって、次にやるべきことを知ることができます。

 これが意識改革を行った人に贈られるプレゼントです。

 さらに、次の山も登ることができると、その次ぎにやるべきことをプレゼントとして貰う事ができます。このように、次々に意識改革が進んでいきます。

 山に登れない人は、地表面にいたままで、意識改革ができるまで、いつもの景色があるだけです。次にやるべきことも見えません。

 意識改革は、意識が変わるまで行うことによって初めて、価値が出てきます。そして、行動が大きく変わります。

 さらに、意識改革を仲間とパーティーを組んで行うことにより、より大きな行動、ムーブメントへつながっていきます。
 思い荷物を何人かで分担したり、正しい経路を確認する人、食料を管理する人、怪我を処置する人、指示を出す人などパーティーを組む仲間ができたり、道筋を作る経験豊かな人が仲間に入れば、プラスのイメージが大きく膨らみ、個人の意識改革から、組織の改革へ拡大していくからです。意識が変わると行動が変わり、実態が大きく動きます。

 

 

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