出る杭は打たれるが、出過ぎた杭はどうなる

出る杭は打たれるが、出過ぎた杭はどうなる

 

 

出る杭と出過ぎた杭

 

出る杭は打たれるという言葉には色々な意味があります。「周りがお互いに協力しながら進めているのに、自分勝手にやっていないか」、「一人だけ目立ち過ぎで調子に乗っていないか」とか「あいつばかり儲けているから潰してやれ」や「これからもっと成長して脅威になるので、今のうちに潰しておこう」という捉え方ができます。もっと色々あると思いますが押さえつけられてしまう訳です。

肩を並べるほどの実力や、やや強いほどの状態では、出る杭は打ちやすいし、少し強くとも、皆で力を合わせれば叩いて引っ込めることができます。

金槌やハンマーで打てる高さの杭は打てますが、自分の身長より高いと杭は打ちにくいというか打てません。

やるのだったら、かなりの強さを身につけ、その強さを皆が成長する速度より早く伸ばしていくことをすれば、杭が打てない高さになったのと同じように、押さえつけることができなくなります。

大切なポイントは、成長力を維持、そして加速していくことです。

日本では、手の届かない大きな存在になると、押さえつけようという感情から、この人は(この組織は)特別だから、別格だからいいんだ。と存在を認め始め、更に存在が巨大になっていくとちょっと大袈裟かもしれませんが、神みたいな存在として尊敬されていく様な流れがあると思います。

やるのであれば、出過ぎて打てないようなものになり、さらに成長を続けて、尊敬されるまで、走り続ける意気込みと気迫と行動力が大切です。

それを支えるのが、チームを構成しているメンバーのモチベーションと団結力とチームを率いるリーダーの強さであり、このような行動をしているチームはとても勢いがあり。みんな生き生きしているのが特徴です。

並みにやるなら、もっと加速するまで物事に取り組んでみたらどうでしょうか。

 
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そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ成長していく姿は、若い人達に限らず、人材育成全般にも多くのヒントがあると思います。
人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。
読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

 

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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

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マット飼育は、菌糸ビンのように簡単に大型を作出するのは難しい飼育法ですが、綺麗な個体を得ることができ、安価で多量にオオクワガタを飼育できることが魅力です。
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