心の安定の核を作り、自分の行動範囲を広げる方法

心の安定の核を作り、自分の行動範囲を広げる方法

 

 

心の安定の核を自分の内に持つ

 

心の安定を人の言葉や評価、置かれた環境に左右されることなく、「何か人のためになろう」、「いいところを見つけ出そう」という一段高い物事の捉え方をすることによって、自分の心の中に安定の核ができ上がり、心が揺れなくなります。

人間関係を上手くすることによって、出来上がっていく「何か人のためになろう」、「いいところを見つけ出そう」姿勢が、習慣化していくと自然にコミュニケーションの質が変わっていきます。

心の中に核がないと、知識が高くても、経験をいくらしても、自分と違う考えを持つ人に対して、自分との違いを受け入れられなかったり、脅威に感じてしまいます。

心の中の安定の核は、他の人にどう見られているか、自分がどんな扱いを受けるか、周りの環境や自分の地位からも、他人から示されたシナリオから得られるものではありません。

心の中の安定の核は、自分自身の物事の捉え方、判断基準、価値観から作られていきます。これを毎日誠実に実践していくことによって、安定の核が形成され、成長していきます。

核がしっかりしていると、物事や相手を受け入れることができようになります。 

 

 

人と協力して自己の活動範囲を広げる

 

自分の考えが正しいのか、他の人の考えが正しいのかの白か黒かの二つの一つを選ぶのではなく、お互いのためになる新たなアイデアが見つかるはずであると、思えば心は安定します。

自分の考え方や意見を否定しなくても、もう少しいい案が見つかるかもしれないという感覚を持つことができれば、自分の考えから一歩出てみることに何もブレーキをかけるものがなくなり、相手を理解できるようになって心が安定します。

この考え方を日々生活で実践していると、自分の心の中にあった「人によく見てもらおうと自分を飾った姿」と「本来の自分」が区分されている状態から、「本来の自分」に統一されていきます。
本当の自分の姿を見せても恥ずかしくないように考え、自分を高めていくことによって、今まで「人によく見てもらおうと自分を飾った姿」を作るために無理していたり、守るために壁を作っていた努力をさらに、自分を高める方向へシフトさせることができます。

相手を理解して受け入れることができると、相手も自分を受け入れるようになり、人間関係や協力関係が進むことによって、自分一人の活動範囲から、新しい発想や他の人達と協力することによって大きく活動の幅が広げることができます。

自分の心の安定の核を作るためには、自己能力向上と受け入れる器を大きくし新たなものを作っていこうと日々実践していくことが必要となります。テクニックだけで乗り切ろうとしても、すぐに限界が来てしまいます。

 

 

 

 

 

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そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

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