『自衛隊最強の部隊へ-災害派遣編』は、2005年に発生した福岡西方沖地震に対する第40普通科連隊の災害派遣を災害発生から撤収までの実際の災害現場の記録です。
コラム「個人でできる災害対策」で実践的な各種災害対策を川口拓氏(WILD AND NATIVE)に書いて頂き、久しぶりのコラボになりました。
当時、陸上自衛隊は、訓練の軸足を低強度紛争対処のための市街地戦闘訓練に切り換えていた時期であり、40連隊は市街地戦闘訓練の先端を走っていた時期でもありました。(『自衛隊最強の部隊へ-CQB・ガンハンドリング編』を参照して下さい)
また、PKOを開始し、連日メディアで現地の活動が取り上げられ、自衛隊の災害派遣活動もクローズアップされるようになった時期でもありました。
本災害派遣は、国民の自衛隊への関心や期待度が、より高まった時期に行われた災害派遣でもありました。
福岡県西方沖地震で被害を受けた玄界島の災害派遣を行い、多くの方から沢山の励ましや感謝の言葉を頂きました。多くの方の心から発した言葉は私の心に注ぎ込まれました。
その中でも、メディアの人から言われた『40連隊は強い部隊ですね』は、常に強さを求め続けている40連隊の隊員全員が最も喜ぶ言葉となりました。
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