組織を動かすために必要なリーダーシップ

組織を動かすために必要なリーダーシップ

 

 

組織を動かすために大事なこと

 

 組織を動かすために大事なことは、次の三つであり、これがリーダーシップになります。

 〇「明確な意志(やりたいこと)を示すこと」
 〇「それを説明して、納得させること」
 〇「やってもらいたいことを明確に示すこと」

 人や組織を動かすときに、丁寧にしなければならないことは、「説明と説得」です。なぜならば、人は、新しいことに取り組むとき、最初は、無条件に拒否しようとする本能的な反応があるからです。
 「何故、今までと違うことをしなければならないのか、理由が分からない」、「できるかどうか分からない」、「得るものがあるかどうか分からない」、「損するかもしれない、無駄になるかもしれない、苦労するかもしれない」など、やらない理由や、頭の90%がやりたくない理由のために働くからです。

 

 

マイナス要因をプラス要因に変える

 

 個人及び組織全体に対して、目標に向かって準備する間、次のことをマイナス要因からプラス要因に変えていきます。

 〇 仕事の意義を理解させる
 〇 できる自信を持たせる
 〇 準備と実行によって、得られる価値を実感させる
 〇 仲間とのつながりを感じさせる
 〇 充実感を与える

 そうすると、自分の力でできたという自信を持ち、次の仕事にもポジティブに向き合うようになります。この努力がリーダーと部下との理解と信頼が生み、力を合わせて行動してくれるのです。

 

 

人を動かすのは、命令ではない

 

 「指示を出し指導をすれば、組織と人は動く」と思っていたのならば、その人のコミュニケーションは、常に上から下へ、一方通行となります。一方通行の指導は、精神論的になりがちで、傍からも分かりやすく、結果が目に見えやすいので、素晴らしい指導者であるかのように思われて、その指導法は真似られます。
 誰も口に出すことはなくても、命令や指示への不信感は、そのような上司を登用している組織への不満や不信感、諦めにつながって、少しづつ組織を蝕んでいきます。

 しかし、「人を動かすのは命令ではなく、説明と説得が9割」であり、仕事への不安感や目標実現への疑問をなくし、指示、組織に対する不信感を持たせないことが重要です。
 
 これは、困難に負けない、しなやかで強い心を植え付けることであり、部下やメンバーが自分自身の力で成長させることにつながり、健全な精神を養うものメンタルヘルスケアでもあるといえます。

 

 

 

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