武道は、自己との戦いの中で強くなります。強さを発揮した人も、その過程で悩み逃げ出したくなる中、師や書籍との出会いがあり、自分の弱い心から逃げずに立ち向かう勇気を身につけ、日々限界に挑戦しながら成長していきます。
武道から、人生・仕事に対する姿勢や勝負に関して多くのことを得ることができます。
健康、ここでは身体の悪い部分の改善方法や身体全体を連動させながら若々しい身体を保持する要領、姿勢、睡眠、呼吸法などを紹介します。
世界チャンピオンになるまでの道のりや苦悩を「死力達成」で知り、日々人間的にも輝きを増している今の緑代表があり、次の言葉を思い出します。
新極真会館の緑代表が、「futamiryu(著者)さん、世界チャンピオンには世界チャンピオンの練習があるんですよ」、「これに耐えられる者だけが、世界チャンピオンになれるのです」更に、「世界チャンピオンを目指す者(チャレンジャー)は、世界チャンピオンよりも強くなる稽古を積んで試合に出てきます。世界チャンピオンを獲った強さで次の世界戦に出ても皆自分よりも力を付けて出てくるので勝つことはできません。前回の世界チャンピオンの120%の力まで稽古しなければなりません」。
若い時、心と身体の基礎をいかに作ってきたかを学ぶことができます。
「空手バカ一代」は、私を武道の世界に導いた本です。大山倍達氏が強さを追及していく男が惚れ、憧れる内容です。
強さについて明確に答えます。高校生だった私に強烈なインパクトを与えた言葉でした。
強さとは、親指だけで逆立ちができることです。「親指と人差し指の間に立てた十円玉を挟んで、二つ折りができます。こんな人間と戦いたがる人はいますか」と話します。
「世界ケンカ旅」も多くの言葉で強さを語らず、行動から強さを感じることができます。
怪我の予防や若々しい身体維持、身体の使い方を上手くするため、「体をやら若くしたいな。股が割れるようになりたい」と考えている時、当時購読していた雑誌「月刊秘伝」の特集に「整体特集◎身体再起動法」(2008年7月発行)という特集があり、そのなかで、真向法(詳しくは⇒http://www.makkoho.or.jp/)が紹介されていました。
真向法の本を開くと、80近い人が床にペタペタ身体や手ががついているのに驚きます。毎日4つの体操をすることにより、強い心の基礎となる健康な身体を作りができることを紹介しています。
呼吸法により、身体の中が変化していきます。併せて、身体の部分を意識しながら行うので身体の使い方も理解することができます。身体の中を変えていくため、少なくとも半年以上の継続が必要となります。
激しい呼吸法は、内臓を傷めないように行うことが大切です。
ロングブレスは、ベルトを締めた時、若い時はこんな感じだった感覚をよみがえらせてくれました。効果は1年以上かかりました。筋肉に対する意識を持てるようになると同時に効果が出てきます。
いつまでも若々しく柔軟性があり、足・腰・背中・肩、身体全体が連動して動く若い身体を維持することについて、普通の人が無理なく続けることができ、効果のあるものについて石原新太郎は著書の中で紹介しています。「老いてこそ人生(幻冬舎文庫)」石原新太郎の老化防止に役立っている一つに「活元運動」があります。活元運動は「野口晴哉(のぐちはるちか)」が作り上げたものであり、石原慎太郎は、野口晴哉を訪ねて活元運動を学びました。毎日実践し身体全体のバランスの改善と悪いところを修正する方法を紹介しています。
野口晴哉の活元運動は、活元運動に入るための身体の誘導ができるようになると自然に体が動き出して悪い部分を矯正していく不思議なものです。
風邪は、身体のバランスが崩れるとひき、頭痛、発熱、関節の痛みを出しながら狂いの生じた身体を正常な状態に戻すものとして、風邪との付き合い方を説いています。