間合いを如何にとるか、自分の位置を知る大切さ

間合いを如何にとるか、自分の位置を知る大切さ

 

 

立ち位置の種類、間合いの取り方

 

隣に座っているのに、必要以上の声で話したり、電車に乗っている時、なんでこんな大きい声で話すのかという場面に出くわしたことがあると思います。このような人は、自分の置かれている状況と立ち位置を理解できない人です。

離れていたり、多くの人へ話さなければならないのにボソボソ話したりする人も同様です。このような人は距離感が分かっていなかったり、自分の立ち位置が狂っている人です。もうひとつの間合いは、「やるのか、やらないのか」というどちらに軸足を置いているか明確にする立ち位置、そして、三つ目は気持ちがどちらに向いているのかです。

勝負をしているのか、気持ちが逃げているのか、依存しているのかという気持ちの立ち位置があります。

 

 

距離の間合い

 

距離は重要な要素です。一対一で話す時と、10人の人へ喋る時、テーブルをはさんで話す時、耳元で話す時、少し離れた人へ話す時、距離に応じて声の大きさをどのようにするか、身ぶり手振りが必要なのか、話す位置をどこに設定して話した方がいいかということを考えなければなりません。

これを考えないで、でたらめにしたり、いい加減にする人は、距離の間合いが悪いといわれます。

近いのに、不必要に声が大きかったりするとうるさい感じがしますし、大勢の人へ話をするのに声が小さければ聞こえず、話が伝わりません。

人が必要なことを違和感なく聞けるような、話す時の自分の立ち位置が大切であることがわかります。

話す時、相手との距離・人数、周りの騒音の状況に応じて立ち位置を決めるチェックが必要です。

 

 

考え方の立ち位置

 

次に、よくスタンスといいますが、考えや意見はどの位置に属しているのか、A案なのかB案なのか、決めて話しているのか、話に応じてA案とB案を揺れ動きながら話す。いわゆる、コウモリのように、腹が決まっていない人も間合いが伸び縮みして見苦しいものになります。

 

 

気持ちの立ち位置

 

気持ちの立ち位置では、もっと積極的に仲間の輪の中に入って行動した方がいいのに、仲間の輪から離れていて、失敗しても怒られない程度のところをうろついていたり、適切な仲の良さを持っていればいいのに、べったり相手に頼ってしまっているというように気持ちをどこに置いているか、というものがあります。

 

 

間抜けと、間の名人

 

相手や自分の置かれた状態にあった、間合いをとることが重要です。間合いが悪かったり、間合いがわからず、間合いが無い人を「間抜け」と言います。

間は難しいもので、抜けてもいけませんし、あり過ぎてもいけません。考えようによっては、コメディアンは周りの空気を瞬時に読み取り、適切な間をとる名人ではないかと思います。

 

 
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日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
オオクワガタを通じ、色々な経験や学びがあり、人生が豊かになった感じがします。そんなオオクワガタ採集記をお楽しみ下さい。

 

 

 

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