水を得て、10日間の食糧の確保は難しくない、都会のサバイバル

水を得て、10日間の食糧の確保は難しくない、都会のサバイバル

 

 

大地震で如何に生き残るか

 

震度6を超える地震では、通常の退避行動や防災訓練のような動きはできないことを認識する必要があります。震度3や4程度の地震の場合、「今揺れたな」とテレビをつけ、「やっぱりこれは震度3か」と確認できますが、震度6を超えるとライフラインがダウンするので正確な震度が分かりません。

震度6以上になると、立っていられず身体をコントロールできない状態になります。胡坐(あぐら)をかいているとそのまま横に飛ばされます。この状態になると震度6以上であり、急激に被害が発生します。

大きな被害が発生するかしないかの境目の震度6の揺れを知っておくことが重要です。

直下型地震ではたった15秒で、部屋は爆撃を受けたようにごちゃごちゃになり、まず自分自身の命を守ることが必要となります。これだけで精一杯です。

 

 

都会でのサバイバル、水は十分ある

 

阪神淡路大震災では、95%が地域住民により助けられている事実があります。

仰向けになった胸の上に300キロの重さが加わると人間は息ができなくなります。普通の人ならば3分も持たずに窒息してしまいます。

揺れを感じたら、背中を丸め胸の前に肺が膨らむことのできるスペースを作ることが必要です。

胸のスペースにより窒息を回避でき、自分が動ける状態ならば、すぐに窒息しそうな人を引きずり出さなければなりません。

水は、十分な量を確保している市町村が多いのですが、水を配るのが上手くできずに、いきわたらないという現実があります。

浄水場の近くの人は水に困りませんが、遠い人はどうすればいいか考えなければなりません。

避難所に指定されてる小中学校の設備に関心を持ってください。

ここで重要なことは、貯水槽に緊急遮断弁がついているかどうかです。

緊急遮断弁があると、大きな地震が発生すると貯水槽にたまっている水が流れないように遮断され、40トン程度の水がめにすることができます。これで4万リットルの水が確保でき、かなりの効果を発揮します。

次にマンホールトイレがあるか、確認してください。直径30センチ程度のマンホールを利用し、井戸水で流すことのできるトイレが10分程度で設置できる施設です。これで8個から10個のトイレができ頭を悩ませるトイレ問題を解決してくれます。

マンホールトイレは、手動式の井戸がついているので、生活用水として、水を使用できる優れものです。
また、浄水器のある学校では、プールの水を生活用水に換えることができます。

 

 

10日間の食糧の確保は難しくない

 

食料は、最低3日間分は確保してくださいといわれ、最近、1週間分は必要ですといわれています。備蓄食料をまともに準備したら、家が狭くなるほどスペースを取ってしまう感じです。

今ある食糧の活用を考えると、割合簡単なことが分かります。冷蔵庫に残っている食材があれば、生活感の高い奥様の腕により残り物を使った料理を2・3日分はできます。

米びつに目を転じれば、10日分程度のコメがあるので、鍋用の携帯コンロとガスボンベの予備があれば、ご飯が炊けます。更に、カップラーメンとレトルト食があれば、かなりの備蓄食料があります。

物資の補給は、4日か5日後には始まるので、十分対応できます。

気を付けることは、2、3週間備蓄食料を食べていると口内炎になりやすくなるので、ビタミン剤を服用すれば問題ありません。

何もない土地にテントを張り、給水車を持ってきて、発電機を回しながら、野営をする陸上自衛隊の隊員は、一般人が不自由に感じるような環境に慣れているので、ライフラインがダウンしても不自由さをあまり感じません。

夜屋根のある所に寝られれば、幸せと感じます。

正常な精神を維持することも災害時大切です。

制限された環境でもストレスを感じないように、たまにはキャンプを楽しんで下さい。

 

 

 

【kindle本が出ました】

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめり込む姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
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2 Comments

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