飲みニケーションによる人柄と作法、できる人間かの確認

飲みニケーションによる人柄と作法、できる人間かの確認

 

 

今日は無礼講でいきましょう!

 

「今日は無礼講でいきましょう」という上司の言葉は、楽しくみんなで飲みましょうということで、決して自由に上下関係なくしてもいいということではないと思った方がいいでしょう。まずは、ビールの継ぎ方からおかしくないか見ています。体育会系の人達はかなり厳しく教え込まれることですが、余りに固いと(体育会過ぎる)、体育会系の勢いばかりで、柔らかい対応ができるかなと感じます。

 

基本的な作法はできて当たり前

 

反対にビールの継ぎ方がデタラメだと作法や対人関係がしっかりできるかなと感じます。最初の印象は強烈ですから、ここからがあなたの仕事のスタートになります。スタートラインを変なところで下げないようにすることが大切です。ビールの継ぎ方はラベルを上にして、両手で継いで下さい。

継ぎたい人がテーブルで遠いところに座っている場合は、周りの人に失礼しますとさりげなく会釈をして肘に手を添えて継ぐと失礼にならないでしょう。継いでもらう時は、両手で受けて下さい。

継いでもらったらそのままコップを置かずに一口、口を付けてから置いて下さい。一気に飲み干すのは芸としてする時以外はしなくても大丈夫です。

継いでもらう時は、畳では正座をしておくのが無難です。足を崩してと勧められたら、足を崩して座って結構です。

 

話術と人柄を見る

 

お酒は、楽しむ場を作る、誰とでも喋る機会を作る潤滑剤です。ここで楽しい場を作ったりできるといい人だなと感じます。上司は、皆さんの事をよく知りませんので、何を喋ったらいいか会話の広がるきっかけや入り口を探しています。きっかけとなることを聞いたら、上司はできるだけためになる話や楽しい話をしようとしてくれます。それをよく聞いて、また会話が発展するように対応すると会話が弾みます。

このパターンは、仕事でもできるのとできないのとでは大きな差ができます。こんなところを上司は見ていて、「彼(彼女)はいいね。すぐ使えるようになるね」という感想を他の人に話すと思います。

 

飲みニケーションはどうすればいいのか?

 

上手くやろう上手くやろうと思っても上手くいきません。上手な人から学びとったり、場数を踏んでいくことが大切です。そうしているうちに力が付いてきて上手な対応ができるようになります。

一番いいパターンは、上司が気持ち良く喋り(人は楽しかったり、嬉しかったりすると饒舌になります)、自分がいい話を聞いたなと感じたり、楽しかった時です。両者が楽しいということがポイントになります。そして、また行こうかということになります。

お酒は酔うために飲むというよりは、楽しく有意義な時間を過ごすために飲むという姿勢は見ていて綺麗です。

 

追記

芳醇な日本酒との出会い -東北-
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節度ある飲酒のすすめ-とんでもない目にあった夜-
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関連記事もそれぞれ味わいがあります。お楽しみください。最初の2つは日本酒の魅力、後半の2つはお酒を飲み過ぎないようにしたい時参考になります。

 

 

 

 

 

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そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

 

 

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オオクワガタに出会い、採集やブリーディングを始めて、いつの間にか20数年が経ってしまいました。
日本各地のオオクワガタの有名ポイントで多くの仲間と出会い、採集をした楽しい思い出やズッコケ採集記は私の宝物です。
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