改革をするなら幹部になり仲間を広げること

改革をするなら幹部になり仲間を広げること

 

 

役職の低い社員の意見は上を動かすか

 

役職や級の低い個人の意見は、所属する組織や会社が大きくなればなるほど通りにくくなります。まだ組織全体の把握が不十分であり、組織や会社がバランスをとりながら運営しているところを理解できておらず、自分の見えているサイドのみの意見になっているからです。

組織は、幹部団が中心となって上手くいっているところと改善をすべきところのバランスを取りながら、厳しい現実の中で意思決定を行いながら毎日全力で運営されています。

厳しい現実の中で努力していない組織や会社は、赤字に転じたり、次第に立ち行かなくなっていきます。

 

 

上司も同じことを感じながら頑張っている

 

しかし、せっかく気持ちを強くして上司に話をしてみても、意見が通らなかったり、聞いてもらえない現実があります。
この傾向は、大きな組織になればなるほどバランスをとっているものが大きくなるため多くなります。

下から見ると上手くいっていないところの改善がなかなか進まず、上層部は自分達のことや職場環境を正確に把握して仕事をやっているのかと憤りを覚えます。

では、視点を変え、次は上司の視点で捉えてみます。

上司も若手時代や級の低い時に同じ思いをしながら、毎日頑張りながら過ごした経験があります。
「君の言うことと同じ思いで、改善のために頑張っているがなかなか上手くいかないんだよ」という微笑ましさを感じたり、「今は言いやすい時代になり、その意気込みをもって自分より偉くなってダイナミックに改革をしてくれよ」と頼もしさを感じます。

一緒に組織や会社を良くしていく仲間だなと思います。

 

 

幹部になり、根本を改善

 

管理者や幹部職は、良い所を生かし、上手くいっていないところを何とかカバーしながら組織を運営をしています。
全体を見渡しバランスを取りながら組織を運営していることをわかっている状態での意見と一部の偏った意見では、捉え方が全く異なります。

幹部になり、主要なメンバーになると意見の捉え方が大きく変化します。

組織を運営する仲間として「その通りだが、君の意見を取り入れるとこっちができなくなるがどうかな」と返ってきます。
「いやそれは不味いです」と答えると、「君の問題点を根本的に治せないがこんな処置を取りながら、抜本的な会社自体の改善をこのようにしようと考えている」と説明してくれます。
「凄いですね。大丈夫ですか?」と聞くと「みんなで力を合わせていこう。役職が上がりやれることが多くなると、越えなければならないハードルも多くなり、更に大きくなるから力を付けて欲しい」と話してくれます。

3階の屋上から見える景色・状況と10階の見える景色・状況、40階で見える景色や状況は、実際に建物に上ってみないとわかりません。
1階しかわからない人は、10階のことはわかりません。40階まで登れる人は、1階、3階、10階、40階の状況がわかります。

やるのなら、幹部になり、高い階において状況を把握し、根本を改善することをお薦めします。この時、登ってきた階の状況を大切にすることが必要です。土台が崩れるからです。

 

 

硬直している組織でも幹部になり、根本を改善

 

一方、言ってもしょうがないし、仕事が増えるだけなので今を維持すればいいという不健全な状態や組織が硬直状態になっていることも少なくありません。

前向きな意見も、波風を立たないで現状維持だけを目的に対応され、職場における苦情処理や風通しを良くしようという形で処置されてしまいます。

言うことを握りつぶされる立場を続けるのか、少しでも改善する行動を起こすのかは、それぞれ個人ごと色々な考えがあります。

現実は、幹部になり、級を上げていかないと改善が進みません。

 

 

やろうという意思を持つ

 

同じ思いを持つ人とタッグを組み、自分を含め後輩のために環境改善にチャレンジするのも魅力的な選択といえます。

幹部はやり応えのある役職・級です。
周りの人の心に火を付けるタイプや心に火の付くタイプは、是非やり応えのある職務にチャレンジして下さい。

心に火が付かなかったタイプも、職が人を成長させます。火が付き、火を付けるタイプへ変化していくことができます。

必要な事は、やろうという意思です。

 
≪次のブログも参考にしてお楽しみ下さい≫
 
圧倒的な努力をし、前向きに倒れても立ち上がり続ける生き様 - 見城徹 -
 
大きな組織は変化を感じないのにいつの間にか大きな舵が切られている
 
フルスペクトラムに対応できる戦闘能力
 
小隊長の約束
 

 

 

【kindle本が出ました】

 

本書は、実戦で強烈な威力を発揮する「スカウト」の戦闘技術に触れた瞬間、根底から意識が変わってしまった隊員たちが、戦場から生き残って帰還するために、寸暇を惜しんで戦闘技術の向上へのめり込む姿を記録したものです。

そして願わくば、ミリタリー関係者だけでなく、日々、現実社会という厳しい戦いの場に生きるビジネスパーソンやこれから社会へ出て行く若い人たちに、読んでいただきたいと思っています。スカウトという生き残り術を身につけることは、必ず日々の生活に役立つと私は信じています。

 

40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術
40連隊の見えない戦士達: 自然をまとう「スカウト」戦闘技術

 

 

 

『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
です。

40連隊に戦闘技術の負けはない: どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準
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『40連隊に戦闘技術の負けはない―どうすれば強くなれるのか!永田市郎と求めた世界標準―』
に登場する隊員たちが訓練を通じ若い隊員が成長していく姿には、若い人達や人材育成に関する多くのヒントがあると思います。

人生・仕事への姿勢について、ミリタリーの人に限らず、多くの人達に読んで頂ければと思います。

読み方は自由に、肩肘張らず、気楽に読んでいただき、志を持ったインストラクターと若い隊員たちの記録を堪能して頂ければ幸いです。

 

 

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1 Comments

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