スナイパーの基本
スナイパーの行動は、狙撃が主であるというイメージがありますが、重要な任務として情報収集があります。
狙撃任務は全体の10%程度の割合です。
狙撃銃は、精密な銃のため、500メートルの射距離では目標を確実に捉えることができます。
難しい行動は、敵の支配地域に潜入し、射撃陣地を設定するところです。如何に敵に気づかれること
なく行動して目的を果たすかがポイントになります。
そして、射撃任務終了後、ピックアップ地点へ後退します。
敵との交戦は、避けられない場合以外は行いません。
『スナイパーに撃たれる人』
狙撃手の目標は、高価値目標といわれる敵の指揮官、部隊をコントロールする通信組織などが選定されます。
撃たれやすい行動をする兵士は、どのような行動を行う兵士でしょうか。
元陸上自衛隊の狙撃教官の松岡氏が説明します。