中澤氏は、『人生のくじは全て当たりくじ』にする男です。どのような逆境に立っても、その機会を自分の試練として成長することを目指します。
何回もの厳しい状況に陥っても、彼はその環境をプラスに変換して新たな道を切り開いてきました。
最悪の状況に陥っても、当たりくじにするという強い意志を持つ男が水陸機動団の立ち上げにかかわってきたのです。この話をYouTubeで紹介しました。
水陸機動団新編(2018年)と深くかかわっていた人物です。彼の情熱がなければ水陸機動団の装備は整備されなかったでしょう。
まったく公表されていないのですが、水陸機動団の前身となる西部方面普通科連隊に『Swim or Die(泳ぎ切るか、死ぬか)』という標語を掲げていた、当時の連隊長 故黒澤晃(防大30期)氏と関係のあるメンバーが、水陸機動団の新編時に、彼の理想を実現するべく引き付けられたかのように、相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に集まったことにより、力強い部隊が出来上がりました。
今回の対談は、故黒澤晃氏について、親しい仲であった中澤氏が初めて語った内容であり、とても価値のあるものになりました。中澤氏のコラム『平成の軍人 黒澤晃』は、必読です。