40連隊長時代に幸運を招いた赤い服の少女

40連隊長時代に幸運を招いた赤い服の少女

 九州で勤務していた時、一軒家の古い官舎に住んでいました。

 気のせいかなと思いますが、いつも床の間のある部屋の床の間あたりから、何か視線のような、ずーと誰かに四六時中見られている感じがします。

 古い官舎は、木がうっそうとしていて太陽の光が庭へ十分入らないジメジメして暗い感じの家です。

 床の間は、湿気が多くカビていたので綺麗に整備したばかりですが、壁の下から湿気が入ってくるようで新しくした壁が盛り上がってしまっているところが数か所あります。

 なんとなく、一人で住むのはいやだなという感じがした第一印象です。

 床の間のある部屋は何か気になるので、襖で仕切られている隣のフローリングで寝ることにしました。

 何かいると感じたり、見える人というのは、自分で公表しないだけで探してみると割合身近にいます。

 彼とは、よく官舎で酒を酌み交わしますが、時々遠い景色を見るような眼をして、お湯割りの焼酎のグラスを持ちながら床の間を見ています。

 何か虫でもいるのかと聞くと、また遠い景色を見るような眼をして床の間を見てから、何もいません大丈夫だと思いますと答えます。

 何かやはり床の間にいるんだなと感じました。

 中学生になった子供が、休みを利用して遊びに来た時、官舎の床の間のある部屋に荷物を置いてジュースを飲みながら、「気にならないの」と聞くので、何がと答えると、「見られている感じがしない」と言いました。

 多感な時、短い期間ですが、何かを感じることができるようです。ちょうど子供はその時に当たっていて、見えたり、感じたりできていたようです。

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